島国大和のド畜生
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TV:天空突破グレンラガン 感想
 今頃、全話視聴。最近脳に刺激が足りないので、評判のいいものを見ておこうというアレ。
 製作者には申し訳の無い仕事しながらの横見だけど、わりとちゃんと見た。
 やー、良く出来てるなー。ってのと、しかし中身が無いなーという2重の感想になった。
 以下、個人的な偏った感想を、ネタバレバリバリで行きます。
 まともな感想はamazonとかでどうぞ↓


 あらすじ(オチまで書いてます)
 おそらく未来。人類は地震と落石におびえながら地下に住んでいた。
 地上があるのかどうかも定かでない。
 主人公の少年シモンは、兄貴分の青年カミナと、偶然見つけた巨大ロボットで、地上を目指す。
 地上は、獣人が巨大ロボットを使って支配しする世界だった。
 地上に住む人々と合流し、獣人を倒すべく戦いの日々を送る。
 シモンを導いてきた青年カミナは戦死する。しかし意思を引き継いだシモンは獣人を統べる螺旋王を倒すことになる。

 実は螺旋王は、人類の存続のために獣人を使って人類を地下に追いやり数を減らしていたのだ。
 人類が100万人を超えたら、宇宙から何かがやってきて人類を殲滅してしまう。
 この世界はそういう世界で、それを知った螺旋王は、若い頃に一度、その何かに挑んで負けている。仕方なく人類が増えないように獣人を地上に放ち厳重に管理していた。
 
 時代は流れ、地上開放の英雄として統治しているシモン。
 しかし人類は100万を越え、何かがやってくる。平和に慣れきった人類はシモンを弾劾する。シモンはグレンラガンに乗り、最後の戦いに向かう。

 みたいな感じだったと思う。


 感想
 動きと勢いで見せるパワーがある。解りやすいし、単純明快なアニメの良さがある。
 欲を言えばもっとヒネリが欲しいけど、子供向けを意識しているならコレぐらいがちょうど良いと思う。見て損がないレベルの素敵な作り。
 とりあえず、勢いを出すための台詞回しと、演出を重視した、という印象。


 個人的な感想
 出来が良いだけに、細かいところ、というかストーリーとキャラクターの掘り下げ、そしてリアリティレベルが気にかかった。

 まず、ストーリーとキャラクターに関して。
 冒頭、主人公の少年シモンはウジウジしていて、自分から行動を起こすことが出来ないキャラとして書かれる。
 カミナの死亡退場によって、自分に重責を架し、それを乗り越え、成長する。
 また、ウジウジしていた頃も、粘り強い芯の通った部分があり、それがバックボーンであった事が明かされる。
 こう書くと、良く出来たビルドゥングスロマン(成長物語)なんだけど、実際のところは、なんというか、本人が決断をするようなものが無く、全てが用意された状況という印象だった。
 また、話を引っ張る重要なキャラのカミナも、魅力的に書こうとしているのは解るんだけど、あれちょっと困ったキャラじゃないのか。
 ここから、リアリティレベルの話なんだけど。
 初期のカミナは、常に無茶な戦いや行動を起こし、死なない。
 しかし、死ぬ。この辺のサジ加減「いままで全く死なな無かったのに死ぬ」というのが、非常にご都合主義に見えた。
 何しろ、それ以外は殆どの場合、気合一発で大抵の問題は解決していたわけだし、それ以降の物語も殆どが気合一発で解決している。
 物語のバックボーンには、間引きとか重いものを持ってきたりしてるんだけど、そこは深刻にならない程度に調整されていて、その上で空騒ぎ的な派手な立ち回りが優先されるので、見ていてなんと言うか落ち付かない。モゾモゾする。

 でもコレは、明らかに個人的な感想で、こんなの気にならない人も多いと思う。


 大変に個人的な見解
 どうも、自分は物語というのは「状況とその解答」だという思いが強くて、解答にズルや強引な展開、ご都合主義があると、一歩引いていしまう癖があるらしい。
 ザブングルとかやたら強引なのに、展開にズルが有った様な印象を受けてないのは、自分が若い頃に見たからというのは多分にあると思うけど、ギリギリ一線を越えていなかった気がする。
 いや、若い頃に見たから、あのヘンが指標になってるのかもしれない。

 そう思うと、俺のオタク性は業が深くて嫌になる。

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