島国大和のド畜生
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殆どの人は、搾取されるし、搾取している。
 今回も若い人向け。
 昔、TVで、セレブの御宅拝見という、しょーもないのやってたのをボーっと見てた事がある。

 大理石のプールだの、数億円のアンティークだのもうやりたい放題で。
 彼らは大会社のオーナーだったりするわけだけれども。彼らのその住居は、間違いなく社員なり庶民なり外人なりの労働力を搾取して成り立っているわけ。

 それはもう、怨嗟の塊の中に住んでいるわけで、それが平気であるところに想像力の欠如があるなぁと思う。
 「銀と金」という福本信行の漫画があり、その中のエピソードで「金持ちが帰宅時、使用人を並べて頭を下げさせている。そんなのは使用人にとっては、お金の為にやっていることで尊敬や敬意などとは程遠い。頭を下げていても心の中では罵詈雑言怨嗟だ。それに気付けない金持ちというのは何なのだ」(うろ覚え)というのがあるが、まさにそんな感じ。

 だがしかし。

 たとえば、ファーストフードやチョコレートを食ったことのない人は今の日本には殆ど居ないだろうけど、ファーストフードは安価な肉を得るために環境を破壊し生産者から買い叩くし、チョコレートのカカオ生産の搾取構造は問題になっている。
 これも、怨嗟を食ってるようなものだ。それには気づかない。

 つまり、普通の人も搾取構造の搾取する側に立っている。
 そして、それに気付かない。気づいていてもすぐに忘れる。自分の立場は自分の能力で得たと思ってるし、搾取される対象は遠い存在だと思ってる。

 誰だってそうだ。搾取構造ってのはそういうもんだ。

 金持ちだろーと貧乏人だろーと、自分を基準にして生きている。誰だって、自分と同じように頑張れば、他の人も自分と同じ立場にまではなれると思っているし、自分よりさらに上には、どう頑張ったって届かないと思っている。
 だから、人は、自分より下の立場の人間の事を努力が足りないと思ってるし、上に対しては何故上なのか想像力が働かない。
 そんな中で自分に近しい存在を妬んだり、蔑んだりしつつ生きていく。どうにも建設的じゃない。

 さて、じゃどうするべきか。どうすればいいか。

 見下してる場合じゃなくて、上を見ろ。ちがう、上から見ろ。

という話かと。

 結局、世の中って、視点の高い奴が強い。全体を俯瞰して見ていれば、何故勝っているか、負けているか、次はどうなるか、今打てる手は何があるか、というのが理解できるはず。
 いや、本当は情報不足でなかなか全体を見ることも理解することも出来ないんだけどさ。

 貧困から抜け出せない人は、貧困から抜け出すチャンスが転がっていても、それに気付けない。
 たとえば、今スキル無しだと何をしても、生きていくのは大変だけど、じゃあいったいどんなスキルを身につけるべきか。そもそもどうやってスキルを身につけるか。そういった事の答えを見つけるのが難しい。しかし常にそう言ったことを考えていないと、やはり貧困から抜け出せない。 そして貧困の状態というのはそういうことを考える余裕を失っていく。

 いかに、勉強、教育が重要か。この視点を確保するために知識と、世界の仕組みに対する好奇心は重要だ。



2008/06/20(金) 23:01:13| 固定リンク|日記| トラックバック:1 | このエントリーを含むはてなブックマーク|
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 殆どの人は、搾取されるし、搾取している。(島国大和のド畜生)を読んだ。内容には全面的に同意。ミクロ的に見たら全く持ってその通り。自分が搾取される側から抜け出すには教育しかない。しかし、マクロ的に見ると搾取される側がいないと世の中は回らない。  政治的に
2008/06/21(土) 22:05:30 | なにかのまねごと
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