島国大和のド畜生
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ガンダムOO(1~7)感想
 TVを見る習慣のない自分が何とか見れているのは、gyaoのおかげ。
 すでに物語の1割を終えた頃だと思うが、ドラマは世界の説明と思わせぶりなセリフに終始し、視聴者の視点を提供しないまま進んでる&話自体は進んでいない。
 なので、それはそれで作劇としてはいいけど、興味を保てないでいる。
 酷く気になるのは、子供(恐らくターゲットは中学性)が観る事を意識したシナリオ、演出として、これはアリなのか?という部分。

 私だけの感想の可能性が高いが、アニメがイビツに進化し、絵だけが綺麗になり、演出によるリアリティを獲得した上で、物語のリアルを置いてけぼりにしてきたツケの固まりを観ている気がしてくる。
 (絵の綺麗さも、マツゲは書いてもハナゲは書かないというイビツな綺麗さだが)

 この辺り本当に個人的な好みの問題なのだが。

 かつて「機甲戦記ドラグナー」という番組があって、これは「機動戦士ガンダム」を意欲的に焼きなおしたものなのだけども、その世界というのが、ミリタリー的な部分(軍服のデザインや組織)のみをリアル寄りに描写して、それ以外のリアルさはガンダムより薄める調整がなされたため、若者が「イェーイ」てな軽い感覚で戦争に参加し、エースパイロットとして活躍する(=人殺しまくり)の内容だった。

 また「機動戦士ガンダム第O8MS小隊」てなOVAがあって、これがまた、ミリタリー的な部分、メカフェチ部分を意欲的にバージョンアップした上で、戦争中に人殺しをしたく無いというポリシーの主人公が隊長でありながら、そのポリシーを貫くなど、コメントに困るドラマを展開した。

 巨大ロボットプロレスを戦争モノとして描写したガンダムは発明だったと思うけど、それを使いまわしつづける内に、少年少女が戦争に参加する意味を喪失していないか。
 そういうのが流行なのか?

 思い返すとガンダムが戦争を舞台にしたのも、ザンボット3が人間爆弾を描写したのも本当にギリギリで、それもギリギリセーフじゃなくてギリギリアウトだったかもしれない。
 そういうのを振り返りつつ「こういう話を書いていいのか」という自問自答はあるのか。

 どうにも物語創作の安全弁の喪失というか、ドラマを作る人に配慮と想像力が欠けて来ている気がする。
 この辺は最近の深夜アニメを見ているともっと顕著らしいのだが、残念ながら見ていないので解らない。


 で、ガンダムOOの話に戻ると、現時点では激しくそういった香りを感じる。


 ぶっちゃければ、ロボットアニメなんて、ロボット玩具の売上に貢献するコマーシャルフィルムであれば良いとおもってるし、俺自身それを見て玩具を買いたくなるような出来ならそれで満足なんだけども、ソレとコレ(面白いこととドラマ的配慮)って、そんなに両立しないものなのか?
 どっちかというと、両立されていたほうが安心して面白がれると思うのだが。

 この私の意見自体が、大変大きなお世話で、ツマランと思うなら見るなの一言だというのは100も承知なんだけれども。
 そういうのが当たり前になっていっている事に違和感を覚えるんで、一応の表明というか。

 この辺り、TV、ネットで無料視聴される映像作品は視聴への敷居が低いので、私如きが何か言ったからどうというのが無いのでちょっといつもよりキツイ物言いをしている。

 キャラクターデザインとその設定の問題で、キャラクターの見分けがつかない、差別化が足りない、同じ芸風の訳知り顔ばかりで、画的につまんない、といった事をのぞけば、絵的、動画的には、非常に良く出来ていると思うので、勿体無いなーと思う。
 戦闘シーンの職人芸はいまだ続いているし。
 その動画の凄さを受け止めるドラマのバックボーンが欲しいというのは贅沢か。


 そういや、これ、変形玩具としてはどうなんだろ。
 うわぁ。裏からみるとひでぇ!へたれclimax_Fさん)(1/144と1/100の違いはあるにせよ変形パターンは一緒よねぇ。いたた)

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