アニメ業界の惨状(原画を描く制作現場では月収10万円に満たない人も少なくない)とかを見ると、これは本当に他人事では無い。
中抜きが多いとか、海外低賃金に対抗しなきゃイカンとか色々な話がるけど、あれはナニかというと、キャリアパス(出世手順)の問題が非常に大きいと思う。
そしてそれは、特殊技能が単純作業に解体されていった結果でもあるかと。
中抜きが多いとか、海外低賃金に対抗しなきゃイカンとか色々な話がるけど、あれはナニかというと、キャリアパス(出世手順)の問題が非常に大きいと思う。
そしてそれは、特殊技能が単純作業に解体されていった結果でもあるかと。
知り合いの元アニメの人に聞いたところによると、以下のような出世序列らしい。
で、話によると、このキャリアパスの最上位でも低賃金であると。
そんなの仕事として成立するかー。
てのが成立してきたのが、今までの流れなんでしょうね。好きな仕事だから。みたいな。
アニメ界隈自体は一応儲かってるわけだから、実際、プロジェクトの構造としてはこんな感じ。(伝聞)
労働者階級と貴族階級がスパン!と分かれているわけで。
実際、越えられない壁の上と下では人種が違う。壁の下の人もべつにその壁を越えたいわけじゃない。壁の下に居るままで、厚待遇を得たいのね。
とはいえ、よっぽどの実力をもたないと、壁の上にちょっかいだして、お金の動きをコントロールするのは難しい。
とりあえず仕事をする組織には「頑張れば上にいけてウハウハだよ!」という幻想がまずある。
組織はピラミッド構造で、上に行く程に人数が少なくて、「上」の厚待遇をエサに「下」の大勢に頑張ってねーとやるのが普通。
さっきも触れたけど、アニメやゲームなんかの業界(憧れ産業とでも言うか)は、上記の幻想に加えて「楽しいやりがいのある仕事だよ!」てのがあって話が難しくなる。「金額低いけど楽しいよ」みたいな。
楽しい事なら趣味でやれー!仕事は金の為にやるもんだー。
さておき。
それにしてもアニメの儲からなさは度を越しすぎ。
アニメの特殊性は、やはり「仕事が単純作業に解体」されていることではないかと。ずっと絵を描いてて(交渉ごとや、他の仕事をせずに)いるのが普通だから、その先が見えてこないんじゃなかろうか。
制作進行がまったく別に居て、絵を描くだけに特化して仕事が出来る。それゆえ、とにかく純粋に絵が、動きが、カット割りが、上手くなっていく。しかし食えるのには限界がある。みたいな。
世の中の出世って、基本的に生産性の問題。
例えば車を売る仕事をしている人は、一人で売るには限界があるから、車を売る人10人を部下に持ってノウハウを教えて、今までの10倍車を売り、ノウハウや売る以外の面倒なところを受け持つことによって、自分が売ってた時より高い利益を上げる。これが出世。
農家の人は、一人で耕すより、人を雇ってノウハウを教えて大量の面積を耕したほうが、一人で耕すより大量に耕せる。これが出世。
一人の生産力には限界があるから、人を束ねて動かせる人が儲かる。
アニメートする能力をどんなに磨いても、生産力は一人でたかが知れてる。とんでもなく凄いカットを描いたら、報酬もとんでもないかといえばそうじゃない。
どう考えても特殊能力なんだけど、システムとして単純作業に解体されていて、誰でも出来る仕事扱い。
じゃアニメータがどうすれば稼げるかといえば、たくさんのアニメータを部下にもって、仕事の仕方を教えて、生産力を上るしかない。
で、こう思うわけ。
「オレは絵が描きたいんだー。人の管理なんかしたくねー!」
大変納得。オレもそうだモン。ゲーム作りたいんだ。人の管理なんかしたくねー。
そんなわけで、ちゃんと食うにはやりたいこと以外で食ってかなきゃいけないわけで。
でもねー。例えば最近、ガンダムOOみたんですが。とんでもなくロボットプロレスが良く出来てるんですよね。職人芸。
これ多分、過剰品質。ここまでやる必要は恐らく無い。おもちゃ買う層はそこまで気にしてないから。
宮崎アニメとかも、あれ殆ど過剰品質ですよ。子供が見て「わぁートトロー!」つってるだけだから。なのにあの物体の質量質感をともなった動きはなんなんだと。
そこらのバーガー屋でメシ食ったら、松坂牛挟んであったみたいな。うわー!こんなので採算取れるのかー!と思ったら、店員が自腹で入れてたみたいな。
なんというか、そういうイビツな職人芸は是非残って欲しいし、そこういうものを追求する人に幸多かれと思う。
動画→原画→作画監督(→監督)
で、話によると、このキャリアパスの最上位でも低賃金であると。
そんなの仕事として成立するかー。
てのが成立してきたのが、今までの流れなんでしょうね。好きな仕事だから。みたいな。
アニメ界隈自体は一応儲かってるわけだから、実際、プロジェクトの構造としてはこんな感じ。(伝聞)
動画→原画→作画監督(→監督)→■■越えれない壁■■→配給屋、著作権屋、TV屋、広告屋。
労働者階級と貴族階級がスパン!と分かれているわけで。
実際、越えられない壁の上と下では人種が違う。壁の下の人もべつにその壁を越えたいわけじゃない。壁の下に居るままで、厚待遇を得たいのね。
とはいえ、よっぽどの実力をもたないと、壁の上にちょっかいだして、お金の動きをコントロールするのは難しい。
とりあえず仕事をする組織には「頑張れば上にいけてウハウハだよ!」という幻想がまずある。
組織はピラミッド構造で、上に行く程に人数が少なくて、「上」の厚待遇をエサに「下」の大勢に頑張ってねーとやるのが普通。
さっきも触れたけど、アニメやゲームなんかの業界(憧れ産業とでも言うか)は、上記の幻想に加えて「楽しいやりがいのある仕事だよ!」てのがあって話が難しくなる。「金額低いけど楽しいよ」みたいな。
楽しい事なら趣味でやれー!仕事は金の為にやるもんだー。
さておき。
それにしてもアニメの儲からなさは度を越しすぎ。
アニメの特殊性は、やはり「仕事が単純作業に解体」されていることではないかと。ずっと絵を描いてて(交渉ごとや、他の仕事をせずに)いるのが普通だから、その先が見えてこないんじゃなかろうか。
制作進行がまったく別に居て、絵を描くだけに特化して仕事が出来る。それゆえ、とにかく純粋に絵が、動きが、カット割りが、上手くなっていく。しかし食えるのには限界がある。みたいな。
世の中の出世って、基本的に生産性の問題。
例えば車を売る仕事をしている人は、一人で売るには限界があるから、車を売る人10人を部下に持ってノウハウを教えて、今までの10倍車を売り、ノウハウや売る以外の面倒なところを受け持つことによって、自分が売ってた時より高い利益を上げる。これが出世。
農家の人は、一人で耕すより、人を雇ってノウハウを教えて大量の面積を耕したほうが、一人で耕すより大量に耕せる。これが出世。
一人の生産力には限界があるから、人を束ねて動かせる人が儲かる。
アニメートする能力をどんなに磨いても、生産力は一人でたかが知れてる。とんでもなく凄いカットを描いたら、報酬もとんでもないかといえばそうじゃない。
どう考えても特殊能力なんだけど、システムとして単純作業に解体されていて、誰でも出来る仕事扱い。
じゃアニメータがどうすれば稼げるかといえば、たくさんのアニメータを部下にもって、仕事の仕方を教えて、生産力を上るしかない。
で、こう思うわけ。
「オレは絵が描きたいんだー。人の管理なんかしたくねー!」
大変納得。オレもそうだモン。ゲーム作りたいんだ。人の管理なんかしたくねー。
そんなわけで、ちゃんと食うにはやりたいこと以外で食ってかなきゃいけないわけで。
でもねー。例えば最近、ガンダムOOみたんですが。とんでもなくロボットプロレスが良く出来てるんですよね。職人芸。
これ多分、過剰品質。ここまでやる必要は恐らく無い。おもちゃ買う層はそこまで気にしてないから。
宮崎アニメとかも、あれ殆ど過剰品質ですよ。子供が見て「わぁートトロー!」つってるだけだから。なのにあの物体の質量質感をともなった動きはなんなんだと。
そこらのバーガー屋でメシ食ったら、松坂牛挟んであったみたいな。うわー!こんなので採算取れるのかー!と思ったら、店員が自腹で入れてたみたいな。
なんというか、そういうイビツな職人芸は是非残って欲しいし、そこういうものを追求する人に幸多かれと思う。
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http://dochikushow.blog3.fc2.com/blog-entry-648.html どんな業界でも好きなことだけで生活できるひとなんて 一握りなんだしほっといてもいい気がする。 道路とか農業とかと違ってアニメは娯楽産業なので なくても誰も困らないだろうしね。 なければユーザーは違う娯楽を
2007/10/17(水) 21:23:16 | 思いつき
『機動戦士ガンダム00』のMS戦闘作画が過剰品質とのこと。確かにエクシアが敵機を撫で斬りにしまくるのは気持ち良かった。でも見ててティエレンが可哀相になったので以下妄想。...
2007/10/18(木) 02:09:18 | 連絡ダイアリー
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