島国大和のド畜生
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やっぱ、面白い仕事は勝ち取るものだよな。
 今回のエントリは、独り言ともグチともつかない、たわごと。
(ちょっと加筆)

 自分が若かった頃は、そりゃもうギラギラしてた。土田世紀のマンガぐらい。
 自分以外の企画者が、自分より考えて無く見えたし、成功している企画者は運が良いだけに思えた。いやー、若さって怖い。

 だから、とにかく自分が考える面白い企画を通す為には、それが出来るポジションにつかなきゃならん、ならば自分を認めさせねばならんと、思っていた。
 だから仕事も頑張ったし、スキルも磨いた。もともと凝り性だったから、それ自体が楽しかった。

 まぁ気がつくと、着きたかったポジションを通り越してしまい、ヒトの尻叩きと、スケジュール調整ばっかりやるハメになってるわけですが、それはさて置き。

 かつて、そんな風に思っていた自分は、仕事をアサインする側になって、企画者に「自分のやりたいようにやれる裁量権」をかなり渡してきたつもりだ。
 オレがやりたかった事が出来るんだから、さぞや楽しく仕事出来るんじゃなかろうかと思っていた。

 結果的にコレは間違いだったと思っている。

 タナボタで手に入れた仕事なんざ面白くない。
 ゲームを作るという、普通に考えればかなり面白い仕事で、さらに自由裁量が相当に大きく有っても、そりゃ仕事は仕事だもん、タナボタだったらタダの仕事にしか感じないわ。
 そうなったらモチベーションなんて何処から沸くのか。

 こういうのは段階的にやるべきだったんだね。
 一度監督をやった人に助監督をさせられないとか、漫画家が偉くなると逆に仕事がなくなるとか。
 ここで、もう一度出直せといわれたら、低評価を下されたと思うだろうしなー。
 でもそういう出直しは、実際は更なるステップアップの為の地盤固めというか、バネは強く押すと高く跳ねる、みたいな。

 他の会社で聞く話では「何故ゲーム屋やってるねん?」という、薄い企画屋が増えたと聞く。なんとなく仕様書を書いてなんとなくデータ作ってるという。お前はゲーム作りたくて企画屋になったんちゃうのかーッ!ああいうことしたい、こういうことしたいという、溢れる思いがあって、それを実現したくてゲーム作ってるんとちゃうんかー!

 やはり面白い仕事は、勝ち取ってこそということかも知れぬ。

 渇望して、勝ち取った仕事は手を抜けぬよ。

 大手の企画屋なんて、1年間スクリプトだけ書いてるとか、バランスだけ取ってるのとか、とんでもなく特化した仕事しか無かったりする。
 でも、ソコに面白さを見つけたり、もっと面白い仕事をやるためにスキルを磨いてアピールする。(タマに上司に媚売ってアピールするヤツも居る)
 裁量の多い仕事なんて、そういう過程を経て得た「自己実現の機会」なんで手を抜くなんて勿体無くて出来ない。

 ヒトの心に類する所をコントロールしようってのがまずおこがましい気がして、大変に気が進まないんだが、やはりこの辺は手を打たねばならんのだろう。会社は慈善事業じゃないので、向上心を持つ者を厚遇して、ともに上に登らにゃならん。

 会社の事なんかさて置いても、若いうちに漫然と仕事する癖ついちゃうと、ツブシが効かんから。
 いい加減に仕事しても、教訓は得られないけど、考え抜いた上でした仕事はたとえ失敗しても、自分の引き出しに相当の付加価値を付けてくれるハズ。

 みたいな事をツラツラ考える。正直今の立場は面倒が多くて面白い事少ないからツライ。

 こういう後進の育成に力を入れるとか言い出すのはもっと歳食ってからでいいよ本当。業界全体が若い所為でオハチが早く回ってくる。

2007/10/10(水) 03:18:48| 固定リンク|仕事| トラックバック:0 | このエントリーを含むはてなブックマーク|
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