やっと見てきた。
平日の午前中を選んだので館内空き空き。良い環境でみれました。
以後ネタバレバリバリで行くので視聴予定の人はスルーで。
平日の午前中を選んだので館内空き空き。良い環境でみれました。
以後ネタバレバリバリで行くので視聴予定の人はスルーで。
【全体的な感想】
メガトロン弱!(挨拶)
不満は多いけど総合的に見て、満足できる映画でした。複数回見たい&コマ送りの為にDVD欲しい。
不満はどこかといえば、マイケルベイな所。
マイケルベイは、だいたいにおいて
・カット単位では凝ってる
・全体を見渡すとグダグダ
・無駄なエピソードをシェイプしきれない
という類の監督だと思っているんだけど、まさにそのとおりの映画で。
大統領専用機内や、中古車屋でのエピソードは冗長で、バンブルビーの何度もの暴走も邪魔っけ。
物語を組み立てるピースがそれぞれバラバラで不用ピースが混じってる感じ。話に絡むのかと思いきや殆んど関係の無い人物も非常に多い。
この物語を成立させるキモは、
・トランスフォーマーという素敵にバカな妄想をどう現実的に着地させるか
・主人公少年が物語の最前線に居る理由をどうつけるか
の2点の処理にかかっていたと思う。
んで、トランスフォーマーを現実に着地させるのは、観客が信じたがっている嘘なんだからもうちょっと上手い嘘が見たかった。
キューブの演出は言うに及ばず、単独大気圏突入して来た奴等が、何故か熱弾に弱かったり、お前らその人数で今まで一体何してたんだというレベルの真っ当な疑問は基本的にスルー。
スキャンして体の構成を一瞬で変えれる彼らが、どの条件で死亡するのかは曖昧だし(頭だけで生きてるのも居れば、胴体ちぎれて死ぬのも居る)、オートボットは何故か車ばっかりで不利だけどそこのフォローも劇中はなし。軍団といいつつ野球をするにも不便な人数構成とかは突っ込み不可か。そんなの気にしないバカ映画という撮り方だったら気にしなかったんだけど、そういうテイストでもない。
もう1つ、主人公の少年が物語りに絡む理由に関して。
きっかけはそれなりと思うんだけど、それ以降は、ほとんど少年が最前線に居る理由が無い。メガネだけでいいじゃん。メガネも途中から不用だし。
舞台が話の進行に合わせて移動していくのだけど、その辺の必然性も大変甘い。
といった感じで、基本的にマイケルベイチック。
パンフのインタビューでもイマイチファン心理が解らない発言が多く苦笑いしてしまう。こういう人だからこそ一般向けには信頼の厚い監督なんだろう。
と糞味噌に書いたけれども、CGカット、特撮カットは見事で、金にあかせた凄まじいカメラワークは、金払う価値が大いにあるナイスな出来。凝りまくった実写との合成が多く、撮影プランニングが上手いという評判は本当だなぁ。
男の子と男の子だったおっさんは是非見に行くべき。アルマゲドンを期待して身に来てしまったOLさんはご愁傷様。
同じ金を使っても、この演出ができる奴はそんなに居ないんじゃないか。マイケルベイを多少見直した。
【メカデザイン限定の感想】
カッコイイ、ワルイで言えば、見慣れてしまえば、それなりにカッコイイと思う。
ただ、「線を増やした複雑なデザインだから、リアルでーす」といわれると受け入れられない。
画的には大変良いが、実際にはムリな変形をするロボットって、それじゃゲッターロボじゃねーかと。
(ゲッターロボはかっこいいけど、それがリアルかと言えば違うだろう)
「変形の理屈が合う」というのを追い求めてきたのが、変形リアルロボの歴史でもあるので、映画版トランスフォーマーの変形をリアルだと言われると、どうにも、もにょもにょせざるを得ない。
リアルとか言わなきゃわりと良いデザインだと思う。玩具買いたくなる。というか馬鹿買い。
んで、変形シーケンスを演出したアニメータに拍手喝采。スタスクとかボーンクラシャーとかの移動しながらの変形は大変素敵。
そして、デザイン先行のロボを見事に変形玩具に昇華した玩具デザイナーに賞賛を。バリケードがあんまりにもそっくりで驚いた。
パート2の製作が決定したそうですが、今から楽しみ。
こういう映画に大金突っ込めるハリウッドはやはりうらやましいですわ。
メガトロン弱!(挨拶)
不満は多いけど総合的に見て、満足できる映画でした。複数回見たい&コマ送りの為にDVD欲しい。
不満はどこかといえば、マイケルベイな所。
マイケルベイは、だいたいにおいて
・カット単位では凝ってる
・全体を見渡すとグダグダ
・無駄なエピソードをシェイプしきれない
という類の監督だと思っているんだけど、まさにそのとおりの映画で。
大統領専用機内や、中古車屋でのエピソードは冗長で、バンブルビーの何度もの暴走も邪魔っけ。
物語を組み立てるピースがそれぞれバラバラで不用ピースが混じってる感じ。話に絡むのかと思いきや殆んど関係の無い人物も非常に多い。
この物語を成立させるキモは、
・トランスフォーマーという素敵にバカな妄想をどう現実的に着地させるか
・主人公少年が物語の最前線に居る理由をどうつけるか
の2点の処理にかかっていたと思う。
んで、トランスフォーマーを現実に着地させるのは、観客が信じたがっている嘘なんだからもうちょっと上手い嘘が見たかった。
キューブの演出は言うに及ばず、単独大気圏突入して来た奴等が、何故か熱弾に弱かったり、お前らその人数で今まで一体何してたんだというレベルの真っ当な疑問は基本的にスルー。
スキャンして体の構成を一瞬で変えれる彼らが、どの条件で死亡するのかは曖昧だし(頭だけで生きてるのも居れば、胴体ちぎれて死ぬのも居る)、オートボットは何故か車ばっかりで不利だけどそこのフォローも劇中はなし。軍団といいつつ野球をするにも不便な人数構成とかは突っ込み不可か。そんなの気にしないバカ映画という撮り方だったら気にしなかったんだけど、そういうテイストでもない。
もう1つ、主人公の少年が物語りに絡む理由に関して。
きっかけはそれなりと思うんだけど、それ以降は、ほとんど少年が最前線に居る理由が無い。メガネだけでいいじゃん。メガネも途中から不用だし。
舞台が話の進行に合わせて移動していくのだけど、その辺の必然性も大変甘い。
といった感じで、基本的にマイケルベイチック。
パンフのインタビューでもイマイチファン心理が解らない発言が多く苦笑いしてしまう。こういう人だからこそ一般向けには信頼の厚い監督なんだろう。
と糞味噌に書いたけれども、CGカット、特撮カットは見事で、金にあかせた凄まじいカメラワークは、金払う価値が大いにあるナイスな出来。凝りまくった実写との合成が多く、撮影プランニングが上手いという評判は本当だなぁ。
男の子と男の子だったおっさんは是非見に行くべき。アルマゲドンを期待して身に来てしまったOLさんはご愁傷様。
同じ金を使っても、この演出ができる奴はそんなに居ないんじゃないか。マイケルベイを多少見直した。
【メカデザイン限定の感想】
カッコイイ、ワルイで言えば、見慣れてしまえば、それなりにカッコイイと思う。
ただ、「線を増やした複雑なデザインだから、リアルでーす」といわれると受け入れられない。
画的には大変良いが、実際にはムリな変形をするロボットって、それじゃゲッターロボじゃねーかと。
(ゲッターロボはかっこいいけど、それがリアルかと言えば違うだろう)
「変形の理屈が合う」というのを追い求めてきたのが、変形リアルロボの歴史でもあるので、映画版トランスフォーマーの変形をリアルだと言われると、どうにも、もにょもにょせざるを得ない。
リアルとか言わなきゃわりと良いデザインだと思う。玩具買いたくなる。というか馬鹿買い。
んで、変形シーケンスを演出したアニメータに拍手喝采。スタスクとかボーンクラシャーとかの移動しながらの変形は大変素敵。
そして、デザイン先行のロボを見事に変形玩具に昇華した玩具デザイナーに賞賛を。バリケードがあんまりにもそっくりで驚いた。
パート2の製作が決定したそうですが、今から楽しみ。
こういう映画に大金突っ込めるハリウッドはやはりうらやましいですわ。
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2007/08/15(水) 08:38:06 | あいなの日記
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