島国大和のド畜生
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安い労働力が光ケーブルを伝ってやってくる。
 安い労働力が光ケーブルを伝ってやってくる。困ったもんだと思う。

 政府は失業対策をさて置いて、単純労働に関しても外国人労働者の雇用をアリにする方向で動いている。
 goo news
 自民党は経団連とグルだからなぁ。
 自分のような立場から見れば、日本の経済は労働者が消費者として優秀だったからどうにかなってた印象なのだけど、今後どうなることやら。労働者受け入れ企業がメリットを得て負担は国民全体でみたいな感じかしらん。といった感想は置いといて。

 んで、自分の畑のゲームの話。
 海外の安価な労働力が日本に流入するの防いでいたのは、言葉の壁と、地理的な壁と、消えそうだけど法の壁。
 ネットで仕事をすると、言葉の壁以外はほぼ無力だ。
 ゲーム業界に関しては、光ケーブルを通して安価な開発力が既に日本を席巻しているのはご存知の通り。
 デジタルデータに地理的な壁は関係無いから。

 顔を突き合わせて云々は契約に関わる社員だけで済むし、それにしたって殆んどはネット会議とメールやメッセンジャーで事足りてしまう。納品だってFTPすれば終わり。一度関係を築けば、それ以降圧倒的にお得。

 通訳の人が技術的な事が解らない為に発生するアレコレや、意思疎通の困難さによって、現場は計り知れぬ苦労が増加するわけだけれども、経営的にはこんな美味しい話は無いわいな。

 この状況は、日本経済が強いうちは続くでしょう。

 なので、日本の製作者としては、外人と共同作業するにあたり、自分の職域を侵食されて泣きを見ないように、確固たるスキルをつける必要があるかなと。
 だいたい気分だけでいえば、こっちの半額で向こうは市価の倍なんだから、普通に勝負したら負けるに決まってるんで。

 とはいえそうそう凄いスキルを拾得できるわけも無いので、海外との共同制作におけるポイントとなりそうなのを上げてみる。

・企画
   翻訳されても伝わる程に明確な仕様書を書く能力を養う。
   喋って解ってもらおう的な甘えを捨てる。

・プログラマ
   言葉が通じるメリットを最大限に生かし融通の利くプログラマを目指す。

・デザイナ
   日本でウケる感性を手に入れる。

 といった感じかしら。日本が経済的優位にある状況でしか、役に立たないけど、日本の経済的優位が崩れたら、海外の安い労働力に脅かされる事は無い(てかそれ以前の問題になってる)ので、わりと妥当な気がする。
 
 自分は日本に生まれた日本人なので、そのメリットを最大限に享受したいと思っているから、同じ立場で無い人から見たら不公平な事を言ってるけど、そこはそれ、そういうものと言う事で。

 今まだ学生で、今後ゲーム業界を志望している人がいたら、今後は海外との競争もあるって事を覚悟した上で。

掲示板で教えてもらったのですが、GameWatch4gamerで、やっすい外注使えば美味しいぜ?てな記事が載ってます。
 まぁ、まったくその通りです。
 記事に対するケチではなく、開発を外注に任せるという考え方に対しての自分の思いとしては、ちょっとだけ受け入れにくい所があります。

 外注を使って利益を出し続けるには、大量のタイトルを手掛けて、粗利が低くてもいいような、資金力が必要です。種銭がなきゃいくらリスクが低くても大きいリターンにならない。そういうのはパブリッシャーの仕事で、デベロッパーは本当にそれで良いのかと。

 どうしたって社内に開発技術のコアを蓄積していかなければ、この生き馬の目を抜く状況で生き残れるとは思えません。開発しない開発に何の意味があるのかという。
 もちろん、ゲーム性の部分だけ自社でってのもありますが、エンジン系をアウトソーシングすると高いし。
 こういったガンガン外注使ってけば良いってのは、経済強者のセリフなので、ポジションによっては言えないなぁ。

 コア技術だけは社内に残していかないと、開発会社としての価値がなくなっちゃうという。 

2006/09/26(火) 02:23:01| 固定リンク|ゲーム| トラックバック:0 | このエントリーを含むはてなブックマーク|
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