島国大和のド畜生
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ボトムズ語り
 ボトムズが好きだ。2007年に復活するらしいので、語る。やっぱり語る。そして長い。
 最初はボトムズを知らない人でも解るように書こうかと思ったけどあまりの難儀さに諦めた。
 以下興味のある人だけどうぞ。

■ボトムズの物語
 ちなみに、物語としてのボトムズは破綻していると思う。
 最終話から逆算すると、ボトムズというのは、
「戦争の中でしか生きられない男キリコの人間性の構築と戦争否定、純愛選択の物語」
となっていると思う。
 が、それぞれ設定されている情況やキャラクターはあんまり、そういう内容ではない。
 さらに、後に作られた新作OVA等でキリコの神格化が進んだため、遡ってテーマも何も支離滅裂なものになってしまった。
 ボトムズに貫かれているテーマがあるとすれば
「ロボットバトルがリアルっぽくかっこよい空間を演出する」
 だけに集約されていると思う。全ての舞台装置、キャラクターは、ロボットバトルの演出の為の小道具でしかない。
 だがそれでいい。

■ボトムズのリアル
 ボトムズはリアリティのある作品ではない。お話が御伽噺クラスのリアルさなのはさて置いて良しとして、リアルとされるATの造形もまるでリアルではない。
 精密部品が多いマニュピレーターを炸薬で敵に打ち付けるアームパンチ(ロケットパンチの換骨堕胎)から始まり、ローラーダッシュは、実際に行えば仰向けにひっくり返るだろうし、降着姿勢から立ち上がろうとすれば、前のめりに倒れてしまうだろう。どう考えても物理的にヘンな動作の目白押しだったりする。

 だがしかし、アレは、ボトムズのメカニクスは、あの時点、あの条件下(当時のTVアニメという制約下)で「最高にリアル」だったのは間違いない。
 あの頃の「リアル」は「かっこいい」とほぼ同義語だった。
 自分はその「特定条件下で最高にかっこいい」に惚れた。

■俺が求めるボトムズ
 自分のボトムズに対する評価は「ロボットをその時点で最大限リアルにかっこ良く書くための舞台」としてのものだ。
 ターレットレンズ、ローラーダッシュ、ターンピック、アームパンチ、降着姿勢、等々は、ボトムズのボトムズたる所以、ATのATらしさそのものでもあるのだが、今もう一度画面に出すに当たって、どこまで消化されているかをとても気にしている。
 正直、同じようなモノの縮小再生産なら、OVA「赫奕たる異端」と「野望のルーツ」だけ見てたらお腹一杯だ。
 今、ボトムズが復活するなら「現在の条件下で最高にリアル」なロボを見せて欲しい。
 ボトムズという商品が、今また流通し、一定以上の成果を残すには、そういった新しい提示が必要だと思う。


■戯言
 誰か、ボトムズの版権を貸してくれないかなぁ。いいゲーム作るよ。


※だがそれでいい
 バッサリとメカ描画以外を切り離したけれど、わりとSFエッセンスとしてのボトムズのドラマは嫌いじゃない。
「恒久的に続く、理由も定かでない、正義の無い戦争状態」「戦争のコマと兵器のボーイミーツガール」「ロボットの道具化」「異能者、神の後継者」「神殺し」「世界の拒否」「創造」
 設定、エッセンスとしてはそれぞれ、かなり面白そうな要素を含んでいる。でも、話としては消化されていない。キリコのアドリブドラマとしてはそれなりに見れるので、ギリギリ楽しめるんだけど。

※リアル
リアルという言葉は「現実的であるさま」を指すので、既に使い方が間違っているけれど、「本物らしく見える描写」程度の意味で。自分は以前「似非リアル」という言葉を好んで使ってた。バーチャロンってリアルだよねーみたいなリアル。

※現在の条件下で最高にリアル
 ボトムズじゃなくてガサラキでも良いような言い方だけど、ちょっと違う。
 アウストラギウス銀河というミリタリーテイストファンタジー空間を設定してあるボトムズは、リアリティの枷が少ない故に、旨く作れば、どこまでもリアルなものが作れる筈なので、ついつい期待してしまう。(このリアルはいわゆる似非リアル)


※どこまで消化されているか
 再デザインしろって意味ではない。してもいいけど。
 戦闘描写アドバイザー、科学物理アドバイザーを入れたほうが良いと思う。


※戯言
 いろいろなスジから、いろんな情報でどうにも***だったんだけれど、2007年シリーズ再開って事でやっとなぜ****だったのかが解った。畜生め。もう少し早く動いていれば。

2006/08/24(木) 00:37:11| 固定リンク|日記| トラックバック:0 | このエントリーを含むはてなブックマーク|
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