島国大和のド畜生
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機甲戦記ドラグナー:感想
 最近まとめてドラグナーを見た。長かった。仕事しながら見てたのであれだけど。
「うぉぉ、ヤベェ!早くこのデータ作っちゃわないとグンジェム隊が攻めてくるよ!」
 ヤバくないって。いや、ヤバイけど。

 ドラグナー関連のメカニカルデザインを自分は高く評価している。
 主役機のドラグナーからして

・基本フレームの上に外装を設置。
・前面のみに装甲を配置。
・一体型の腰パーツ(ファルゲンも。カッコ良くね?)(これじゃ動かんとの文句も多いけど)
・膝、腿の一体感。
・基本単色のカラーリング

と非常に手堅くカッコイイ。大張作画による通称バリグナーばかり話題になったけど、デザイン画の時点で相当キレのあるカッコ良さ。

ワキを固めるその他メカも、現用兵器風のもの(車両、空母)も多いし、パイロットスーツや軍服も結構手堅い。
 デザインによる世界観の構築はかなり上手く行ってると思う。

 んが、お話としてはあんまり面白く無かった。(あくまでも個人的には)
 話は特に印象に残らないし、キャラクターも浅く感じる。重要な戦闘演出もイマイチ。

 ドラグナーが目指した、明るく軽い調子の戦争アクション、ってのは、そもそもちょっと無理があったんじゃないか。
 何しろ、敵だって人間なのだから、引鉄を引く=殺すには、それなりの葛藤なり演出なりが必要だと思うんだけど「いぇーい、やったぜ」だったりする。
 もちろん軽さを否定する気はないけど、その場合は「いぇーい、やったぜ」で通用するだけの舞台の準備が必要じゃなかろうか。
 子供(中供)の妄想具現化(軍隊の中でいい階級で、彼女といちゃつきながら、スポーツ感覚で敵を倒し、友情ゴッコをする。)という意味では、すげぇベタだけれど、悪い話じゃないと思うんだが。(エヴァンゲだって解体するとそんなもんだ。)

 これ、敵がドロンボーみたく絶対死ななかったり、暗黒大将軍みたいに殺していい奴ら、って世界感だったら、気にならなかったんだろう。(エヴァンゲはシトという殺して良さそうな敵を出して、それが本当にいいのかどうか的な葛藤で話を引っ張ったし)
 でも戦争を舞台にしたら、戦争状況を描かざるを得ないわけで。お話ってのはエピソードの積み重ねでその世界のルールを定着させ、真実味をおびるのだから、その辺をいい加減にやっちゃうとどうにも、物語に共感させる力に欠けてしまう。

 ガンダムフォロワーがはまりやすい落とし穴だなぁと実感。

 ロボットプロレス一つ成立させるだけでも、多大な労力と才能が必要なんだなぁ。大変だ。

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