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冊映画秘宝 特撮秘宝vol.4 感想
別冊映画秘宝 特撮秘宝vol.4 (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)

 ものすごいテキスト量であり、こういうのが好きな人にはお勧めできる。
 撮影現場やプリウィズの話が大量に語られており、とても興味深い。 完全にマニア向けであり、シンゴジラ特集ではあるが物語のことはさておき、関係者(主に製作者)インタビューで埋め尽くされるという、無茶な本だ。

 映画を見ていくつか気になったいた箇所の答えがしれっとかかれており、自分にとっては非常に有意義であった。
 いくつか例を挙げるとこんな感じ。

 ・戦闘機の中の撮影はどうやったんだろう
 経験者にカメラを持たせて同乗させた。CGにしては出来過ぎてると思った;

 ・あのチラっと映った戦車、もしかしてアレじゃ。
 アレでした。

 ・自衛隊の協力体制
 石原さとみってそんなに大人気だったのか。

 ・プリウィズどれぐらい活用してるの
 めちゃくちゃしてた。
 ホンの量がむちゃくちゃあったので、まず声優によるラジオドラマのようにして尺の確認。
 それに、コンテ画やらロケハン画像をぶっこんでラフ映画作成。
 出来上がったものをネットワークで共有しながら、常に最新のものに置き換えていく。
 撮影前にも、明日はこの辺を撮影します、という共有を最新のプリウィズを使って行う。
 置き換えてみたら、情報量がありすぎて、尺が合わないとか、見せたいところがかすんで見えるとかの調整。
 この辺で庵野氏の偏執的な編集、スクラップ&ビルドが超生きたのではないかと。
 史上最強のエフェクトアニメータであった氏が、最新の技術を駆使して切り刻んだ映画がシンゴジラなのだろう。
「映画を作る」において、プリウィズは完成度の担保に必須だなぁととても感じる。ハリウッドの大作アクションとかのプリウィズがタマに公開されるが、出たとこ勝負で撮影するような時代ではもうないのだろう。

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特集がシンゴジラというだけで、別に普通の特撮の記事もあるし、物語的な面に興味が強い人には、撮影過程や使った機器なんか知ったこっちゃないので、読む人を選ぶにも程があると思う。

2016/09/03(土) 14:10:53| 固定リンク|日記| トラックバック:0 | このエントリーを含むはてなブックマーク|
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