島国大和のド畜生
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最近読んだ漫画。
 休日だー!

ジョジョリオン 12 (ジャンプコミックス)
 主人公が世話になる、東方家。そこの長女の彼氏がやってくる。
 明らかに、どうでもいいエピソードなのだが、そのキャラの立て方、家長が動揺する様。長女の振る舞いで、いったいこの話にどう収集をつけるのだろうと興味を引く。
 家長のうろたえっぷりは娘を持つ親としては共感せざるを得ないが、それを差し引いても。
 さすがの荒木飛呂彦、エピソード開始時の用意周到なヒキは本当に見事だなと。
 ジョジョシリーズは、エピソードが数話単位で区切られ、話が終わってみると全くの無駄話だった、ということはよくあるのだが、それぞれ物語の開始の仕方にはとても気が配られている。
 そしてどうでもいい話のようで、物語の核心に近づいていく。
 個人的にはもっとエピソード整理してほしいと思うが。週刊連載ならともかく、この刊行ペースでこの無駄エピソード量はつらい。

ゴールデンカムイ 6 (ヤングジャンプコミックス)
 ゴールデンカムイは、北海道でアイヌの砂金の在処を示した入れ墨を持つ複数の囚人を追う物語。
 物語のタテツケの上手さと、エッセンスとして挟まれる、アイヌの風習、グルメ、歴史的なエピソードで、うまく興味を持続させる。
 本編ぽい話が進行している時は相当に面白い。
 しかし、物語をエピソード単位見ると、どうにもガチャガチャしており、おそらく使い捨てキャラが使い捨て過ぎるというか、エピソード単位で使い捨てっぽい話(ニシン漁場や洋館)だと、話の抑揚が足りていなく感じる。
 物語のポテンシャルがとても高いと感じるだけに、ワキエピソードの雑さが気になる。

嘘喰い 41 (ヤングジャンプコミックス)
 レンタルビデオ屋から小銭をせしめる話から始めて、よくぞまぁここまで話をでかくした、とう嘘喰いだが。
 話の進め方が、独特の手法を用いるようになり、サクサク気楽に読む、という感じでは楽しみにくい。
 主に、妙に思わせぶりなナレーションと時間軸をやたらいじくる作劇、キャラの表情でインパクトを出す手法によるのだが。
 ここまでの長丁場の物語になったのは、それだけのファンを獲得したゆえだと思うので。きれいにオチが付いてほしい。

■どうにも
 昔老齢の女優が「私が死ぬまでにこの話は完結しないのね」的なコメントをしていた物語があるのだが。
 自分ももうそんなに生きるわけではないだろうから(子供の成人は確認したいぞ)。
 無駄エピソードとかに、かなりマイナス評価をしてしまう。
 作家からすれば矢継ぎ早にいいネタが出てくるわけでもないし、手持ちのネタを短時間で消化してしまってはおまんま食い上げだ。そんなことを言われてもという類だろう。
 ゲームだって、あっという間に消化されては困るから、時間稼ぎの仕組みやエピソードは作らざるを得ない。
 この辺を、圧倒的な金の力で押し流すのが、ハリウッドなどの作劇で、複数人数で練りに練ったシナリオは無駄が少なく面白い。しかし無駄や余白から生まれる面白さもあるはずで、そこの見極めが難しい。

「物語が進む」「キャラを掘り下げる」「状況を説明する」以外の描写は無駄、というのはシドフィードの脚本術だっけ?
 自分もそういう考えでいる。
荒木飛呂彦も自著の中で描いてたような気がする。荒木は物語がマイナスに進むのはダメだ、という方が強かったと思う。停滞は許容している感じ。

2016/03/21(月) 15:20:22| 固定リンク|日記| トラックバック:0 | このエントリーを含むはてなブックマーク|
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