島国大和のド畜生
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個人開発の速度を測る
■個人開発の速度を測る
 オレの人生も残り少ないし、仕事では作れないジャンルのゲームも作りたいので、死ぬまでにあと何個ゲーム作れるかなとか考えたりする。

 アイデアやネタはクソほどあって仕事では使えなさそうなのも多いから、個人製作にブッこむにはちょうどいいのだが。
 プログラムと絵はとても難度が高い。音は最初からあきらめているのでフリーのものなどを使わせてもらう前提。
 んで、プログラムはもう、ショートカットが難しいというか、アセットバンドルで買うにしても、人のソースコードの理解から始める余裕がないので、がんばるしかない。
 そこでせめて、絵的リソースの速度とかの話。

■モデリング速度
 例えば人間型キャラの場合。
 ローポリでもそこそこ見栄えの良いモデルを作るには、プロでも数営業日を要するので個人開発の速度では、そのクオリティを追うわけには行かない。
 1体作るのに4日分の労力をかけるとして、モデリングに使えるのが休日深夜のみと考えた場合、1日分の作業をするにも2~3日食ってしまう。結局10体作るのに、5ヶ月~10ヶ月ぐらいかかる。モーションもついてない。その間プログラムは進まない。
 アホか。そんなペースではまったくダメだ。
 ゲームが完成する前にハードウェアが変わってしまう。世の中のトレンドが替わりすぎてゲームどころではなくなるかもしれない。
 個人製作とはいえ、1年で1本ぐらい作るペースが稼げないと(そのつもりで2~3年かけないと)、おそらく完成しない。

 せめて深夜に1日1体+モーションが作れるようでなければ、個人製作しているうちに人生が終わる。(ブリキガンのエネミーは深夜に2体ぐらい作れる)
unity_test10.jpg
unity_test12.jpg

 人型だと、骨入れとモーションもガンだ。面倒くさい。アセットストアにちょうどよいのが売ってないかも見てみたのだが、こればっかりは自分のイメージと合うものというのはなかなかない。
 さらに背景のモデリングは厳しい。ゲーム用の背景というのは、わりと小技のカタマリで、オレはそれを習熟していないので、ちょうどいい重さ、ちょうどいい見栄えを出すには時間が取られすぎる。

 欲しいクオリティに達しようと思うと、会社辞めて制作に没頭して、1年半ぐらいかかる。これは無理だ。
 俺が作りたいものが商業的に成功しえるものだらば、それもアリだろう。また貯金をはたいてデザイナーに個人的にお願いするのもアリだろう。しかし、商業的なことがしたいならそれは仕事でしているので、頭を抱える。
 そもそも、人に頼むのを選択肢に入れるなら、プログラムなんか自分で書かない。(スキルが超足りない)
 人に頼むとどうしてもその調整に時間が取られてしまう。誰にでも自分の正解はあってそれは人それぞれ別なので、難度は跳ね上がっていく。

■ドット絵
 ドット絵はクオリティをあげることをあきらめるとそれなりのペースで描ける。
 それぞれ数分でドットを打ってみた。
dotBdotAdotC

 この絵が許されるなら、スピード的には問題ないが。ありがたみがゼロである。あっはっは。
 1個目はちょっと前まで遊んでた、ポケットキングダムの影響を受けすぎていてダメ、2個目3個目は、とにかくスピード重視で色数少なめ、低解像書いてみたが、絵的な快感を伴わない。
 32x32とか、最近ではワザとじゃないと使わないドットサイズなので、もうちょっと細かくするか、丁寧にドットグラデーションを使えばもっと見栄えが良くなると思うが。そりゃまた製作時間がかかるんだ。
 オレは雑なものを作るのはかなり早いが、フィニッシュワークは遅いしクオリティが低いんだ(自慢にならない)
 あとまー2Dだと、どうしてもやりたいゲーム性が作れない場合があるのと、実は2Dのほうがプログラムは面倒くさい、ということは多々あるので、あんまりこれで押し進める気になれないのだよな。

■個人製作イバラの道
 ざっと、絵の話だけを書いたが。
 とにかく時間がかかる。
 かつて長期休暇中に1本ゲームを作るとかやってたことがあるけど(壁破猫玉)、あれは子供がいなかったから。
 あと、2Dゲーだから、一定上のことが出来ない前提だから手を抜けたというのはある。
(ちなみに動作確認はxpだし、起動時にフルスクリーン取りに行く(何かボタン押しながらなら層でもなかったと思うが覚えていない)ので、今遊ぶには向かないのでオススメしない。)
 他にも、次世代君Flashも、かつて作ったが、白黒2D、凝ったことしない、一発芸、と割り切っても数日はかかっている。
 絵はほの瞬殺で用意できたので、これがアリならアリなのだが。(とはいえこれも子供がいなかった頃に作った)

 こんな程度のでも今つくるのはかなりキツい。(ブリキガンはもっとキツかったが、飽きる前に作りきれてよかった。

 個人製作で、ちょっと凝ったの作ろうと思うとまず時間がかかりすぎ、飽きてしまう。
 でもまったく凝らないものを作っても、そんなのは面白くもなんともない。
 こういった鬩ぎ合いのなかで、ドコに労力を流し込み、ドコの手を抜くかを考えないと、頓挫してしまう。
 何本も途中で飽きてしまったオレがいうのだから、それなりの信憑性はある。

■ゲームを作ろう
 だからこそなのだが。
 ゲームを作りたいと思ったら作ろう。とくに学生さんとか時間のあるうちしかできないものがある。
 商業的に成功が見込めるものを作りたいならそこに金ブッこむのもありだ。
 コミュニケーション能力があるなら、複数人数で同人で作成してもいい。
 もし自分が作りたいのが、小さくまとまったゲーム(簡易パズルとか)なら、これ幸いにそそくさと作ってしまうのがいい。
 2048とかフラッピーバードとか。あの規模なら、数ヶ月あれば個人でもたどり着けるだろう。

 達成感において、ゲームのそれは、双方向メディアゆえの深さがある。
 自分は、漫画やイラストや彫塑をやっていた時期があるが。完成したゲームの感想聞くのが一番嬉しい。絵とかは鑑賞一瞬でおわっちゃうしな(個人の感想です)

 ついで話だけども。例えばゲームを1個作るのにどれぐらいの工数がかかるかというのは、一度作ると簡単にわかる。
 発表されたゲーム見て、これならPG何人でデザイナー何人ぐらいで、何ヶ月だよね、みたいな計算がすぐつく。
 この時点で、世の中のいい加減なゲームに関する言説がスパーンと脚切りできるようになる。「ああ、なんかえらそうなこと言ってるけど、それは実現したら、赤字」みたいなの。コストに限らず、知らない寄り知ってるほうが、知った上でどうするかを選べるので良い。

 だからみんなゲームつくろうぜ。
 偏った例だが、オレ自身が、子持ちになってから2年越しだがブリキガンを完成するトコまで作れた。
 技術不足や、練りこみ時間不足などから、満足がいっているとは言いがたいが。試したかったコネタは一通り試すことが出来た。
 俺より、才能の有る人、時間の有る人、コミュニケーション能力の有る人、ってのは一杯居ると思う。

 ゲーム作るのは、ゲーム遊ぶのよりも、ゲーム語るのよりも、エキサイティングなのでとてもオススメしたい。
 準備2年遊ぶの5分だ。
 創作物というのは、凝縮された時間を焼き付けたものでもあるが、ゲームもまたそうだと思う。
 だからこそ、甲斐がある。

 作りたいと思ってる人は、案ずるより生むが易し。もし生めなくても、やるだけやったと思える成長はあると思う。
 是非、たのしいゲーム製作ライフを。


 死ぬまでに作りたいなーと思っているゲームのネタが何個かあり。今の情勢では仕事でやるのは無理なジャンルなので、じゃあ死ぬまでにどれぐらい作れるかと計算したところ、どこまでクオリティを落とせばイケるかという、非常に後ろ向きなものになってしまった。
 ここで根性の有る奴は、貯金切り崩したり、人を雇ったり、いろいろ手があると思うが。勿論そういうのも応援したい。
 ついでに、そこまでの根性をいれずに楽しくゲームを作る、という選択肢があってもいいと思っている。

 世の中、「ゲーム作りたい」「いずれ作る」みたいな作る作る詐欺が横行するなか、モリモリつくっている人も居て、とても心強い。
 オレはそういう人たちよりも何段も落ちるが、それだからこそ、まだ作ったことのない、これから作ろうかと思う人に、せっかくだからやるといいよ。と伝えたい。みたいな。
 そういう思いを込めて、テキスト化しつつ、自分の尻に火をつけてみるテスト。

 絵画のアイデアが有る、彫塑のアイデアが有る、小説のアイデアが有る、とか言っても、作らなければそれは価値がないわけだが。ゲームも当然そうなのだ。

2014/09/21(日) 01:56:45| 固定リンク|ゲーム| トラックバック:0 | このエントリーを含むはてなブックマーク|
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