島国大和のド畜生
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映画 オール・ユー・ニード・イズ・キル 感想
 トムクルーズの名前が覚えられない映画。通称「トムのループのアレ」。略称「トムキル」
 面白かった。(原作、漫画、未見)
 これも感想書くと、全てがネタバレになる類なので、未見の人は読み飛ばし推奨。
あらすじ
 近未来。謎の生物「ギタイ」と人類は戦争状況にある。ギタイはイカっぽい触手+獣といった風情。
 地上のかなりの場所はギタイのものとなってしまっている。
 広報担当将校のケイジ(トムクルーズ)は、いろいろあって最前線に投入される。
 そこで、特殊なギタイの血を浴びた事により、死ぬたびに前日の朝に時間が戻る「リセット体質」となってしまう。
 ケイジは何度もの出撃と戦死を繰り返す事で、戦闘状況への習熟度があがっていく。
 また、このリセット特殊能力は、敵のギタイの能力であり、それゆえに人類がギタイに勝つ方法が限られる。
 相手は全てを予測して布陣をはってくるのだ。

■感想
 面白かった。よく練りこまれたループもの。
 何故ループするのかの理由に、「これは謎の敵の能力である」というギミックを使う事で、なんとか「そんな無茶なことがあるか」という突っ込みを回避している。いや回避しきれてないけど。
 物理現象であるなら、記憶が残るのとかの理屈が良くわからぬ。ループ中の特訓による筋力などはどうなってんだろ。
 記憶だけを過去に送る?それ最後の付近ツジツマあわなくね?
 みたいな細かい事はさておける速度で話が進む。バックトゥザフューチャーもそうだが、タイムパラドックスものは勢いが重要なので、こういうものだと思う。
 特に冒頭の流れとかは勢いがありとても上手い。主人公が戦場に投げ込まれるまでのシーケンスというのは重要だが、非常に上手い、納得感のある流れとなっている。
 ループ物であると言うのを明かさない状態で、戦場で死ぬまでを主人公に対処の余地のない状況で流していく。
 以後戦死を繰り返して習熟し、顔つきもどんどん精悍になり、でも時々しょーもないことで死ぬ見たいな、ループもの基本部分の面白さは、実に手堅い。違うルート(今まで選んでいなかった選択肢)を試してみたりと言った小技も効いている。
 ループネタの為に主人公の精神的成長や決意を描くのに「似たシチュエーションで違う行動をする」みたいなのを「同じシチュエーションで違う行動をする」で書けてしまうため、演出がすっきりしている。
 デブを助ける→助けない。みたいな。
 また、ループだから何度でも挑戦できるじゃんと物語が弛むあたりで、はいループ不許可です。と切り替えるのは常道ながら、必要なシーケンスもハズさ無い。
 このあたりの細かい気配りがハリウッドの教科書かよと思わせる丁寧でキッチリした作りだった。

 不満点としては、ボスのしょっぱさや、それを倒せば全て解決というご都合主義な箇所(主人公単独で倒さねばならないからそう設定されたのだろう)や、パワードスーツの活躍が限られるなど、まぁ仕方のないところであり、これが不満でない人も多いだろう。

 あと、位置関係がちょっと解り難いと言うか、戦場が点々とするのだけど、ドコの戦場かがイマイチつかみ難い。
 これは同じ日にみたゴジラもそうだったのだけど、最近のハリウッドの演出で位置関係を説明するカットが省き気味なのか、オレが老化して理解力が落ちたのか、イマイチわからない。後者の可能性も高い。
 メディア(DVDとかオンデマンド)で難度も見る前提なので、説明よりも情報で押し流す演出を良しとする潮流かもしれない。

■パワードスーツ
 開放型パワードスーツで、背後からパワーアシストするアームと装甲で搭乗者(装着者)の身体の一部を覆うもの。
 エイリアン2に出てきたパワーローダーのもっと体に密着したものというか、パワーアシストスーツぐらいのもの。
 デザインは印象に残らないというか、装着者(役者)の顔も体も露出しているので、映画としてはそれでよいのだろう。
 エリジウムもそうだが、最近のハリウッド映画の流行なのかも知れぬ。

 空挺降下から、オマハビーチばりの海岸での殲滅戦、飛び道具だけでなく、ローラーダッシュとパンチを使った戦闘など結構な見どころが用意されている。
 まさに見見せ場用のシーンだ。
 んだけどお話にはあんまり絡まない。別になくてもいい。
 スターシップトルーパーズが、パワードスーツなくてガッカリしたけどお話的にはなくても良かったみたいなアレ。
 お話自体は、時間ループものワンアイデアの仕組みなので、それに使われるアイテムがパワードスーツでもそれ以外でも特に問題はない感じ。

■個人的に
 いずれ仕事のネタに使おうと思っていたSFガジェットやギミックが結構使われており、ああこういうのは早いもの勝ちだ、オレはアンテナ感度が低かったなーと苦笑いするなど。
 負けずに新しくイロイロネタ考えないと。

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