島国大和のド畜生
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OVA ガンダムUC 全話 感想
 やっと完結した。長かった。

以下、ネタバレバリバリで。
■お話
 あらすじを書きにくいというか、複合エピソードが多いので、そこは飛ばす。

 1stガンダムから、逆襲のシャアまでの流れを汲み、そのUC(宇宙世紀 ユニバーサルセンチュリー)の物語に決着をつける物語になっている。
 富野抜きで決着つけちゃうのもナニだがまぁそういう位置づけだ。

■箇条書き
・3DCGと手描き
 ロボは手描きと3DCGが混在する。
 手描きパートはアニメータが禿げ上がるのではないかと心配するほど、よく出来ている。
 3DCGは丁寧にセルとなじむように処理がなされている。

・戦闘
 地上での残党ジオン軍との戦闘は非常に殺陣もよく、楽しかった。
 宇宙では、どうしても中間距離での射撃合戦となってしまい、面白味にかける。
 また、物語の大局に関係のない戦闘が多く、ドラマに関係のないお色気シーンのあるロマンポルノのようで、それはメカ戦闘が見たくて見ている自分のような客相手の商売だから必然だと思うが、勝敗に興味の持てない戦闘は面白いと感じにくい。
 このエピソードはムダと思った時の人間の冷め方というのは結構ハンパ無い。
 ガンプラも売らねばならぬし、それぞれのMSに活躍シーンが必要なのだろうが、そこは物語になんとか絡めることは出来なかったのかと思う。

・マクガフィン
 物語の鍵、マクガフィンは、「宇宙世紀憲章碑」である。それを指し示すのがユニコーンガンダムで、そのユニコーンを動かせるのが、主人公のバナージ。
 それゆえバナージは、連邦とネオジオンの間をフラフラし、決定的なトドメをさされる事がない。
 上手い構造を用意したと感心するが、数年越しの物語のため、ちょっとやそっとのマクガフィンでは納得感が足りず、種明かしが、セリフで長々語られたときの肩透かし具合は酷かった。
 せめて、演出でかいつまんで短く音楽でもかぶせて余韻引っ張って終わればよかったと思うのだが、超長文の演説での種明かしは、映像作品の手口としてはあまり良いとは思えなかった。

・イロイロな人の救い
 シャア的な人の種明かしはとても簡単に終わる。その上で彼は救われる。
 基本的に殆どの人が救われて終わる。
 思えば1stガンダムは富野にしてけっこうな救いを提示して終わった物語だった。
 ならば長いガンダムサガに終止符を打つならやはり救って終わらねばならない。
 30年以上ガンダムに付き合ってきたガンオタへの救いでもある。
 もうこの辺でいいじゃないかと。

 ちょっとまて、なんでお前が救われているんだ。ってのもあるにせよ。



 長々付き合った映像作品だったが、充分な余韻を残して綺麗に終わった。
 残念に感じたのは、先にも書いた2点、
 いくらなんでも、長セリフの演説で説明しすぎだろう、映像見ながら飽きたぞ。みたいな所と、商業的に仕方ないんだろうけどお話と関係のない戦闘シーンが多いぞ。あたり。

 それでも、充分なものを見た満足感はある。
 作品というより、商品っぽいが、それは今の商業的な仕組みの中ではしゃーないことだと思うし、糞な作品見るよりは、よく出来た商品のほうが楽しいさ。
 見るほうも商業的なものに慣れきっているから。


2014/05/27(火) 02:04:31| 固定リンク|日記| トラックバック:0 | このエントリーを含むはてなブックマーク|
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