島国大和のド畜生
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映画:ゼロ・グラビティ 感想
 見た人誰もが「ゼロ・グラビティじゃなくてグラビティ(原題)だよな」という突っ込みを入れる映画。
 IMAXで見てきた。
 今年一番の映画だと思う。(ターゲットが広い上でキッチリ楽しませる)

 本年は大作が多く、映画大豊作の年だった。(風立ちぬ、パシフィックリム、かぐや姫、etc、etc。ウルバリンは忘れてあげてください)
 そのラストを締めくくる良い映画。

 ネタバレ全開で書くので、未見の人はスルーしてください。
■お話
 宇宙空間でミッション中、デブリにあたって空間に放り出されたスペシャリストが地球にどうやって帰還するかという話。

■素晴らしい映像
 どうやって撮影したかはなんとなく想像がつくが、それにしてもこの物量を用意するには大変過ぎるだろう。
 パシフィックリムのように絵空事の実体化でなく、現在と近い将来につながる映像なので、それをリアルに描いたこの映画は、10年たっても古び難いのではないか。圧倒的な映像であった。
 とくに、宇宙空間は3D映像と相性がよく、無限に近い遠景と、焦点距離にいる人物、手前に浮かぶ小物、というわかりやすい空間表現が、しっくりきていた。
 細かい事だがカメラのツナギで物理的にバイザーを通過する演出があり、気になってしまった。(基本禁じ手なので)

■上手いマの持たせ方
 事前情報(映画館での映像の類)で「2時間宇宙でくるくる回ってる映画かな」と思っていた。
 さすがに2時間宇宙でくるくる回ってるだけでは映画としてマがもつまい(実際は91分)。
 大目標としての「生存」とそのための、目標「シャトルに戻る」「ISSへ」「ソユースへ」「神船へ」といった舞台転換と目的の切り替えが大きく物語の移動感を生んでいる。
 危機も、デブリ、エア切れ、通信切れ、引っかかり、燃料切れ、と細かく違う危機を用意して対処していく。
 飽きさせない工夫が随所にある。

■音響
 大音響から無音、移動感のある音など、宇宙空間を表現するために、映画館の大音響が効果的に使われていた。
 IMAXの映画館は天井に大量のスピーカーが設置されているのが見えるが、事実効果があったと感じる。

■どうでもいい話
 ジョージクルーニーが出ているのだが。
 個人的にはなんかフラフラした挙動の人という印象があるのだが。
 リターンオブザキラートマト、バットマン、フロムダスクティルドーンとどれもちょっとこうフラフラしてると自分は感じてみていたのだが。
 宇宙空間でも見事にフラフラしており、ああ、流石のジョージクルーニーだ!と思った。

■さらにどうでもイイ話
 映画において宇宙開発の話になると、アメリカ、ロシア(ソ連)というのが定番であったが、最近は中国である。
 しかもこの映画で事故の発端はロシアだが中国はそれを利用して主人公が生還する。

 バブルの頃、ロボコップでは日本企業が敵として出ていたが。
 ハリウッドではほんと最近中国市場を狙った内容が増えており、また中国もそれに答える国力となっている。
 カイジュウもトランスフォーマーも香港にいっちゃうわけだ。

 これは日本人としては、いろいろと感じてしまう。

■まとめ
 勢いに任せた展開をリアリティのある映像で裏打ちし、多少の引っ掛かりをガン無視して91分間楽しめる映画だった。細かく感想を書く箇所が無い。

 宇宙的な知識も殆ど不要になっているし、カップルで見てた人も多く居た。
 特に人間の内面を描いたりするような方向は適当に流していて、サクサク進む。
 多くの人が楽しめる映画になっていると思う。

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