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映画:電人ザボーガー 感想
 映画館で見たんだが、なんかこうわりと複雑な思いがあって感想を書いていなかった映画。
 amazonで200円で視聴出来たので、改めて感想を書く。

■お話
 悪の博士率いる犯罪組織シグマに、父親を殺された大門豊はひみつ刑事として立ち向かう。
 青年から熟年、壮年までの半世紀。

■構造
 ザボーガーを現代に蘇らせるにあたって、ギャグのテイストを加味している。
 それは、キャラクターの言動に限らず、デザインや挙動にもギャグテイストとなっている。
 それは、ヒーローが3世代にわたって描かれる等もそうだ。
 腰のスジを違えながら闘うヒーローを笑うか、親近感を覚えるか、これは違うと感じるか。
 ほぼ全ての悪役キャラがギャグ要員とされる状況を楽しめるか、残念に思うか。

■感想
 メカやアクションに関しては、予算を考えると文句が言えない感じ。
 ギャグも当たりハズレは激しいが、面白いネタもある。
 映画として全面的に否定も肯定も出来ない。

 酷い無茶をやった上で、エンディングでオリジナルの映像が表示されるため、実はザボーガーの原作にちゃんと沿ってますよというエクスキューズになっている。

 原作のギャグでないネタがギャグにされているのはモンモンとする。

 エピソードのチョイスから、ザボーガーをバカにしているわけではないのは解る。
 そもそも、好きでなければ、わざわざザボーガーを選ばないだろう。
 しかしやはりモンモンとする。


 自分は、ザボーガーが好き過ぎる。
 当時、ザボーガーはカッコイイヒーローとして見ていたし、最近再放送したのを見た時も、カッコイイヒーローとして受け入れていた。
 あのオープニングは血がたぎる。たぎるよね?たぎるだろう!

 大門豊は、当時のヒーロー像として、非常に洗練されている。
 そしてザボーガーのメカニカルな魅力は、ダントツのブッチギリだった。


 旧来のヒーロー物を現代によみがえらせる方法はいくつかあると思う。

①まったくそのまま現代に蘇らせる。⇒無い。
②現代の解釈を加えて蘇らせる。⇒スパイダーマン。
③現代の解釈を加えて、ダークに蘇らせる⇒バットマン。
④ギャグを交えて蘇らせる⇒のノリダー。ザボーガー。

 そして日本の映像予算では、②や③はつらい。
 仮面ライダー THE FIRSTや、真仮面ライダーは、②や③を狙って作られたと思うが。
 予算不足とそれによる力不足を感じてしまった。痛感といっていい。

 ザボーガーをガチで②や③で表現する事は難しいだろう。
 ④のギャグとして蘇らせるのはおそらく正しい選択肢だったと思う。

 正解だったと思うんだが。

 俺の中のザボーガーはカッコイイんだよ。
 バットマンのように、今の時代に即してカッコよく蘇った可能性をどうしても模索してしまう。
 明らかにギャグにしか見えない、アパッチドリル、キングアフリカ、エレキアンデスと言った、敵幹部たちも。当時はあれをギャグと思って見ていたわけでは無いんだ。
 ミスボーグだってそうだ。

 バットマンにおける、ジョーカーや、トゥーフェイス、スケアクロウ、あの辺だって一歩間違えれば、シグマ団の幹部とたいして変わらない。
 ベインなんて、シグマに居ても違和感無いじゃないか。(失礼な)

 色々あるヒーロー物の中で、ザボーガーは「等身大」「バイクが変形するロボ」と、比較的低価格でリアル路線が狙えた題材だったと思うんだ。

 その予算を引っ張る為なら、ジャニーズタレントや剛力が絡んでも我慢出来たんだ。

 ザボーガーが本当にカッコよく現代にマッチして蘇ったものが見たい。
 そういう夢想をどうしてもしてしまう。

 仮面ライダー1stやキャシャーン、ヤマトで凝りた後もまだ、そう思ってしまう。

 そして多分それは商業的には成功しないだろう。
 見果てぬ夢よのぅ。

 ふぅ。

2013/12/16(月) 08:00:00| 固定リンク|日記| トラックバック:0 | このエントリーを含むはてなブックマーク|
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