島国大和のド畜生
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本 人生って、大人になってからがやたら長い 感想
人生って、大人になってからがやたら長い
 ちょうど読みたいと思っていたところに献本をいただきまして。超ホクホクしながら読みました。



 内容は著者のきたみ氏が会社を辞めてフリーとして生きて子供も2人出来て、人の生死と関わりつつといった、自伝エッセー漫画。
 世代が近い事、家族構成の類似もあり、するする読めた。

 余談だがはるか昔、きたみ氏とは一度食事を同席させてもらっている。
 非常に好青年風で、裏切られた感いっぱいでした;

 本は、結構私生活に踏み込んだ内容で、当然モデルとされた人も読むであろうから、色々と邪推してしまう内容ではあるのだけど、うまくやわらかく書いていてそれでいて突っ込んだ所まで書いているので関心しながら読んだ。自分の様な描き方なら敵を作りまくっている。これがプロだー。
 しかもこの分厚さ(170超)を書き下ろしだ。スゴイ。

 以後全部私事だが。

 自分は一時期ライター的仕事をポツポツ頂いていた事があり(今もあるが)、あの頃、ライターとしての営業をすればそれはそれでアリだったんじゃねーの?と知人たちに言われる事がある。
 しかし実際のところ、ゲーム業界でゲーム作ってるからこそ知ってる知識と空気のおかげで文章が書けてただけで、ライター専業になったら知識の吸収が出来ず何も書けなくなっちゃうだろう事に自覚的であった。
 なので来る仕事は喜んでやるけど自分から企画持ち込んだりはした事が一度もないまま現状に至る。

 きたみ氏が当時書いていた内容もSE業界の知識がバックボーンになっていたので、フリー化したらネタの収集をどうするんだろうと思っていたが、出来る人は出来ちゃうのねー。

 本の中には、そういったフリーになってから、出力ばかりで入力が無い状況のつらさや、フリーゆえの自給で全て考えてしまう事などに触れられている。(自分も本が何部売れたとか見ると、すぐ印税計算してしまう)
 また、フリー化が見切り発車であったことや、家のローンの事なども書かれているので、そういう生き方に興味のある人には面白いんじゃなかろうか。
 あとやっぱ仕事嫌々病は、全部自分裁量だと発生しますね。これは本当に。

 ちなみに。
 結局自分は、自分だけの能力では到達できない地点に到達できるので、チームで何かするのが好き(コミュ障の癖に)というのがあり、いまもゲーム開発でクチに糊しているが。
 人生設計的に無理だろうと思っていた、家族も子供もなんとか得て生きている。

 自分の家計簿もさらすと結構面白い波乱万丈ぷりなのだけれど、これもまた、会社で仕事をしている人間特有の「あいつ仕事できねぇのにそんなに貰ってんの!?」「あいつの稼ぎってそんだけなの?あのポジションうらやましくねぇ!」みたいな事を考えるとさらす事が出来ない。

 このあたりをネタに出来るのは、自力で食ってる人の特権だなぁと。

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