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TV 宇宙戦艦ヤマト2199 感想
宇宙戦艦ヤマト2199
 あの宇宙戦艦ヤマトをリメイクしたもの。
 感想を書くが、期待が大きかったのと、自分がターゲットでなかった事からの失望があり、はなはだ自分勝手な感想になっているので、そこはご容赦。
 自分の考えをまとめるために書いたもの。


 主に艦内服(女性隊員が着ているエロい服)や、キャラクターデザイン、メカデザインは、十分に今に復活したヤマトを印象付けるものだったと思う。
 ビジュアル面では、戦場表現やアクション表現に不満はあれど、良い出来だと感じた。リメイクした意義がある。(俺にとっては)

 しかし、お話や人物造形に置いて、非常にノリ切れない物を感じた。残念だった。
 この理由は自分の中では決着がついている。

 旧ヤマトは1974年の作品で、絵も話も当時として最高水準を目指したSFアニメであった。
 だからこそ、ファンがついた。

(松本キャラ、メカ、ぬえメカは当時先進的だった。話も浪花節とSFで西遊記という解りやすさと、軍事+SFのガジェットは当時としては深掘されていた。)

 新ヤマトは、絵も話も現在の最高水準を目指したのだろうか?
 絵は十分に水準を満たしているように見える。しかし、すくなくとも話は違うのではないか。
 自分がターゲットで無いだけで、良いものの可能性はあるが自分には刺さらなかった。

 個人的には、絵のリアリティレベルを上げた中、お話が当時程度の水準程度な為、まるで噛みあっていないと感じた。

 今の時代に、今の絵で復活したならば、今の視聴者に耐えるドラマが必要だったのではないか。

 無補給単艦で敵艦隊をどう突破するのか。

 そういう無茶を、なるほどその手があったかとうならせる力技と演出が見たかったのだ。

 寄せ集めのクルーでどう難局を乗り切るのか。クルーの面々は一体どういった思惑でヤマトに乗るのか。
 デスラーは、スターシアは。沖田の思惑はどうか。地球本部は。
 そういうそれぞれの葛藤がクリアされ、地球復活という大目標に結び付いていくのが見たかったのだ。

 残念ながらご都合主義で場当たり的に感じた。

 別に、生命環で食糧は大丈夫とかそういう話じゃないんだ。
 説明じゃなくてドラマがみたいんだ。

 科学で勝り数で勝るガミラス艦隊をどうやって単艦で突破するのか。なるほど!とヒザを打ちたいじゃないか。

 艦内反乱という収集をつけるのが難しいネタを扱って、あの収集で本当に納得がいくのか。
 艦内パーティの浮き具合はどうしたものか。敵捕虜との交流はほんとうにああいう演出で良かったのか。
 同じ事をやるにしてももう少しなじませる事は出来なかったのか。

 再度になるが。
 画のリアリティレベルに物語がついてきていない。

 別にリアルであること、解像度が高い事が全てに勝る訳ではないが。
 当時のファンに言わせると、戦闘描写や作戦は当時の方が良かったというが。(自分は思い入れが無いのでそこまでは解らない)

 余り良くない比較だが、ヤマトの「SF戦争をエンターテイメントにする」という側面はガンダムで殆どアップデートされてしまっている。
 個人の葛藤や、軍隊描写、アクション描写において、当然後発のガンダムはそれぞれをさらに上手く消化した。
 今、ヤマトをリメイクするなら、それらの描写に置いてガンダムを超えルナ利、新し物を提案しなければリメイクする意味が無い。
 「艦長」「右舷」の発音からして、そういう色気が無かったわけでは有るまい。

 別にガンダムでなくても、他の有象無象のSF戦争ものに対して抜きに出ることを目指さないでどうする。
 ギャラクティカぐらい超えてやろうという思いが欲しい。
(旧ヤマトは比較対象が無い程抜きに出ていたのだ)

 旧ヤマトがあの時代に受けたのは「あの時点の最高峰」を目指していたからではないか。
 新ヤマトがそれに及ばずに見えるのは「現時点の最高峰」を目指しているようには見えないからはないか。

 絵は十分満足できるものだと思う。おそらくはシナリオと演出の問題だ。
 なぜもっと、シナリオを練りこまなかったのだろう。
「ヤマトだからこれぐらいがいい」
 という考えがあったのなら残念だ。
 それはノスタルジー以上の感情を揺さぶらない。

 そういう細かな不満を常に溜め続けての試聴となってしまった。

 非常に期待が持てただけにとても残念だった。
(期待しすぎただけなのだろうが)

 なんか失礼はなはだしい書き方をしたが、これは自分がターゲットでなかったというだけのことだろうと思う。

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