ちゃんとした長文を書こうとして唸ってたら書けなかった。
最近休日でもまったく体力が回復しない。
■宇宙戦艦ヤマト2199
TV放送で見ているが、わりと大仕掛けのネタを持ってきたワリには盛り上がらず残念な気持ちに。
このあと大丈夫かと不安になる。艦内服はとてもエロエロしいのでそれ以外にも見所がほしいのだが。
ヤマトのフォーマット、これは西遊記だと思うんだが「旅の途中でイロイロあるがたどり着く。救われる」というダンドリは、軍事モノととても相性が悪い。
軍隊というのは行軍すれば消耗するもので、みんな仲良くゴールにつけることは無いし、長距離を単艦で突っ切ることにリアリティが無い。
艦隊戦など派手な戦闘をやると、後が持たない。補給なしの長旅は消耗したら回復無しだから。
こういった違和感を覚える場所はヤマトが企画された当時ならなんら問題が無かったのだろうけど、この後ガンダムが一通りこの辺を上手く誤魔化してしまった。
ヤマトをライバル視していたという製作時のエピソードからして、目立つ矛盾にアンサーを逐次用意していったのではないかしらん。
ホワイトベースは単艦で長距離移動をするが前半は逃避行、後半はオトリ。都度消耗と補給を書いている。
アムロ脱走などの銃殺モノのエピソードも軍隊としてまともでないホワイトベースではあの処理でギリギリ言い訳が効く。
そういう、言い訳を大量に用意したガンダムのあとに、またヤマトが帰ってくるのであれば、そこは上手く解決して欲しかった。というのがこちらの勝手な思い入れ。
バットマンや、スパイダーマンが、あれだけ今のヒーロー像を構築しなおしたように、ヤマトはその設定やストーリーをファンも今の人も納得のいく上手い落としどころに持っていって欲しかったのよね。
メカと艦内服はすげぇ上手いとこにもってたと思うだけに。
■ダークナイト ライジング
届いたので見た。前にも見てる。
やはり、ノーラン版のバットマンは2
のジョーカーが抜きに出ていてそれ以外はそれほどパっとしない。
1
はラーズアルグールがたいしたことないし。
3
に関しては、ベインのキャラが弱すぎる。
ノーランはいい映像は撮るんだけど、基本的に長回しで冗長でアクションがヘタッピなのが困りもの。
そういうところに気がいかないレベルにジョーカーが良かった2は凄かった。
アクションがへたっぴなのは、たとえばバットマンは基本ケンカパンチ&ヤクザキックなリアル志向バトルで地味だけど肉体的な痛みを前面に押し出す方向でそれは好きなんだけど、ダメなカットが画面に映ってる時間が長すぎる。
特に3は、複数vs複数の乱闘があるのだが、その際に殴りあうバットマンvsベインの殺陣に周りで暴れている誰も絡んでこないんだ。あたかもヘッポコな時代劇のように。(上手い時代劇はその辺ちゃんとゴマかす)
それを長回しで平気で撮る。カット刻んで違和感覚える前に誤魔化しゃいいのにしない。
このあたりは個人の好みの部分が強いが、どうにもその所為で乗り切れない。
お話に関しては評価が難しい。
2は落としどころはさておき問題提起としてかなり大技を使った。
3はどうだろう。
とりあえず都市を脅迫するギミックは微妙だと感じる。パトレイバー2的ですらある。
ベインは部下が彼の作戦の為に命を捨てることも惜しいと思わないカリスマなハズなのだけど、カリスマ性がどこにあるのかわからない。演出が足りていない。
黒幕どんでん返しのインパクトのためにも、もっとありがたみが必要だったのではないか。
渡辺謙のときも思ったけど、この辺のキャラを書くのがヘタに見える。
ジョーカーはなんか役者と波長が合いまくったの書かなくてもバックボーンが見えてた。
(非常に入念な役作りをしたといわれている。いやほんとすごくいい)
とまぁ、ギミックや掘り下げご都合主義には結構文句があるのだけど。
それぞれの人物の行動を書き、その上ですべてを失っても正義として振舞う、もはや正義であることしか目的が無い、そういう男が正義を行使した結果、希望のあるエンディングを迎えるという構造は、ヒーロー物としてとても良かった思う。
好きだからこそのグチみたいなものってことで。
バートン版のバットマンを見たとき、コミックスの再現のようなゴッサムシティや、ジャックニコルソンのノリノリのジョーカーを見て「あーこれはもうなかなか超えれないよな」と思っていたのだが、ヒースのジョーカーを得たバットマンは凄かった。
そりゃむちゃくちゃな期待もしてしまうってなもんだ。
惜しい人を亡くした。
ワタミの人の当確待ちしてるうちにこんな時間になってしまったので、書き散らしのまま寝る。
最近休日でもまったく体力が回復しない。
■宇宙戦艦ヤマト2199
TV放送で見ているが、わりと大仕掛けのネタを持ってきたワリには盛り上がらず残念な気持ちに。
このあと大丈夫かと不安になる。艦内服はとてもエロエロしいのでそれ以外にも見所がほしいのだが。
ヤマトのフォーマット、これは西遊記だと思うんだが「旅の途中でイロイロあるがたどり着く。救われる」というダンドリは、軍事モノととても相性が悪い。
軍隊というのは行軍すれば消耗するもので、みんな仲良くゴールにつけることは無いし、長距離を単艦で突っ切ることにリアリティが無い。
艦隊戦など派手な戦闘をやると、後が持たない。補給なしの長旅は消耗したら回復無しだから。
こういった違和感を覚える場所はヤマトが企画された当時ならなんら問題が無かったのだろうけど、この後ガンダムが一通りこの辺を上手く誤魔化してしまった。
ヤマトをライバル視していたという製作時のエピソードからして、目立つ矛盾にアンサーを逐次用意していったのではないかしらん。
ホワイトベースは単艦で長距離移動をするが前半は逃避行、後半はオトリ。都度消耗と補給を書いている。
アムロ脱走などの銃殺モノのエピソードも軍隊としてまともでないホワイトベースではあの処理でギリギリ言い訳が効く。
そういう、言い訳を大量に用意したガンダムのあとに、またヤマトが帰ってくるのであれば、そこは上手く解決して欲しかった。というのがこちらの勝手な思い入れ。
バットマンや、スパイダーマンが、あれだけ今のヒーロー像を構築しなおしたように、ヤマトはその設定やストーリーをファンも今の人も納得のいく上手い落としどころに持っていって欲しかったのよね。
メカと艦内服はすげぇ上手いとこにもってたと思うだけに。
■ダークナイト ライジング
届いたので見た。前にも見てる。
やはり、ノーラン版のバットマンは2
1
3
ノーランはいい映像は撮るんだけど、基本的に長回しで冗長でアクションがヘタッピなのが困りもの。
そういうところに気がいかないレベルにジョーカーが良かった2は凄かった。
アクションがへたっぴなのは、たとえばバットマンは基本ケンカパンチ&ヤクザキックなリアル志向バトルで地味だけど肉体的な痛みを前面に押し出す方向でそれは好きなんだけど、ダメなカットが画面に映ってる時間が長すぎる。
特に3は、複数vs複数の乱闘があるのだが、その際に殴りあうバットマンvsベインの殺陣に周りで暴れている誰も絡んでこないんだ。あたかもヘッポコな時代劇のように。(上手い時代劇はその辺ちゃんとゴマかす)
それを長回しで平気で撮る。カット刻んで違和感覚える前に誤魔化しゃいいのにしない。
このあたりは個人の好みの部分が強いが、どうにもその所為で乗り切れない。
お話に関しては評価が難しい。
2は落としどころはさておき問題提起としてかなり大技を使った。
3はどうだろう。
とりあえず都市を脅迫するギミックは微妙だと感じる。パトレイバー2的ですらある。
ベインは部下が彼の作戦の為に命を捨てることも惜しいと思わないカリスマなハズなのだけど、カリスマ性がどこにあるのかわからない。演出が足りていない。
黒幕どんでん返しのインパクトのためにも、もっとありがたみが必要だったのではないか。
渡辺謙のときも思ったけど、この辺のキャラを書くのがヘタに見える。
ジョーカーはなんか役者と波長が合いまくったの書かなくてもバックボーンが見えてた。
(非常に入念な役作りをしたといわれている。いやほんとすごくいい)
とまぁ、ギミックや掘り下げご都合主義には結構文句があるのだけど。
それぞれの人物の行動を書き、その上ですべてを失っても正義として振舞う、もはや正義であることしか目的が無い、そういう男が正義を行使した結果、希望のあるエンディングを迎えるという構造は、ヒーロー物としてとても良かった思う。
好きだからこそのグチみたいなものってことで。
バートン版のバットマンを見たとき、コミックスの再現のようなゴッサムシティや、ジャックニコルソンのノリノリのジョーカーを見て「あーこれはもうなかなか超えれないよな」と思っていたのだが、ヒースのジョーカーを得たバットマンは凄かった。
そりゃむちゃくちゃな期待もしてしまうってなもんだ。
惜しい人を亡くした。
ワタミの人の当確待ちしてるうちにこんな時間になってしまったので、書き散らしのまま寝る。
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