島国大和のド畜生
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坊っちゃん 感想
坊っちゃん
 タダだったので懐かしく読んだ。
 小さい頃、学校がらみで読んだ記憶があったのだが、久しぶりに読むとなんか滅法面白かったので感想を書く。
 さすがにネタバレに文句言う人はいないだろが、以後ネタバレバリバリで。


■感想

 さすがの文豪の有名作品だけあって、キャラクターが立ちまくっている。
 テンポの良い主人公の独白でぐいぐい進めていく。無鉄砲で向こう見ずなキャラ描写ばかりが続く。
 そこの面白さだけでグイグイひっぱる。

 帰任してそうそう辞意を表明あたり、相当にグっとくる。

 しかし、物語の構造で考えた場合、かなりバランスが悪い気もする。(文豪に突っ込みいれるのもほんとナニだ)

A, 坊ちゃんの人となりと先生になる経緯
B. 学校の先生として田舎へ帰任
C. 学校の人間関係にブチ切れる
D. エピローグ

 みたいな感じか。

 実際のところ、主人公は何も為していない。
 物語の基本として、最初と最後で何かが変わっている(世界が救われるとか主人公が成長しているとか)みたいな部分が普通はあるものなのだけど、そこも薄い。

 大人の嫌らしい世界から逃げざるを得ないという苦さ。
 その苦さがこの話を成立させているとは思うのだけど、読後の満足感にはならないよね。

 青春無鉄砲のほろ苦さを気持ちよく追体験。
 といった感じで、いいんだろうけど。


 頼まれもせず、一円にもならないのに、坊ちゃんの感想をダラダラ書くという、読書感想文に四苦八苦する学生からしたらバカとしか思えぬ行動をしてみたが。

 読書感想文は、本当にクソだと思う。
 あれはたとえば、小学校の読書感想文ならば「小学生らしい、みずみずしい、謙虚な文章」が期待されている。
 中学校の読書感想文なら「中学生らしい、すこしだけ背伸びした感じのしかし、謙虚な文章」が期待されている。

 クソ食らえだわ。
 なんだよその上から目線。

「**を読んでぼくは**が大切だと思った」
「**を読んで、自分は以前より**を深く考えるようになった」

 的な、「本によってボクは啓蒙されました。一回り大人になりました。」みたいな文章を求めているのがハナについて仕方がない。
 そんなのもうすでに創作だ。人間そんな単純じゃねぇ。大人の求める子供像にあわせて適当に文章書いてるだけなんだよ。

 今回文豪の作品を久しぶりに読み直して、ダラダラ好き勝手書いたら普通に楽しかったので、あの読書感想文は忌むべきだなと思った。

 文章力付けさせるなら、要約させたほうがいい。
 意地でも感想を書かせたいなら子供らしさを期待するのやめてやれ。

 と、わざととっちらかせて終わる。

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