島国大和のド畜生
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不寛容な時代
再生JALの心意気/さかもと未明(漫画家)

私は夏の羽田空港で、JALの空港スタッフ相手にひと騒ぎ起こしていた。主人と出かけた愛媛県松山からの帰りの飛行機、JAL1466便のなかで、赤ちゃんが泣き叫び通しだったのにブチ切れてしまったのだ。だって、客室乗務員さんが母親と一緒にあやしても泣きやむ気配はないし、逃げ込む場所もないんだもん。

 気持ちは解る。
 子供の泣き声というのはカンに触る。
 親だって平気じゃないんだあれは。

 しかし対処方法は無いのだ。
 もちろん「小さい子供は飛行機に乗るな」というのも一つの解法だろう。
 だが既に乗っている以上、もう手はない。
 いまさら怒ってもしゃーねーじゃん。

 つくづく「寛容」「不寛容」のゲージは人によって振れ幅が違う。

 子供と一度生活すると糞尿とやかましさに対する寛容度は自動的に上がる。
 逆にいえば子供と接点がなければ、寛容になれるわけがない。腹が立つのもよく解かる。

 俺だって子供が居るから、寛容かといえばそんな事は無く普通にイラっとするだろう。
 だけどそれを表に出さないで飲み込むぐらいの余裕をもつのが文明人としては正しいスタイルだと思っている。
 もちろん、スタイルを強要する気はないが、ここでクレーム付けたらやかましいx2なんだからそれはもう非難の対象になっちゃうのも許容せねばならない。

 この辺の他人に対する寛容レベルが低いのは、日本社会全体が不寛容な所為でもある。
 この漫画家も普段不寛容にさらされているから他人に対して不寛容になるんじゃないか。

 コンビニや牛丼屋、量販店で店員の態度に文句つけている人というのは普通に居る。そんな金額の買い物で相手にファーストクラスの対応を求める方がおかしい。気が狂っている。
 でも多分、その人達は普段働いている時普通の給料でファーストクラスの対応を求められているのだろう。
 圧力は弱い方に向かっていく。
 泣き叫んでたのが子供じゃなくてヤクザだったらクレームをつけれなかったろう。

 そんなわけで。心まで貧しくなる事は無いじゃないというスタンス。
 イラっとするのは解るから、あとは自分をあやしつける必要がある。

 だって解決策は無い。(大事な事なので2度目)
 皆が時間とお金に余裕があれば、それなりに寛容にはなれると思うけどそれは無い物ねだりだ。

 あとまぁシステム的に手を入れれるところは入れて行くしかないよね。


 オチとしてはこんな原稿が書かれてきたら「これをこのまま公開しては貴方の名誉にかかわりますよ」という話を編集者がすべきで、炎上オーライで公開するのはあんまり行儀の良い編集方針とは言えないな。
 というあたりか。

2012/11/20(火) 21:58:27| 固定リンク|日記| トラックバック:0 | このエントリーを含むはてなブックマーク|
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