島国大和のド畜生
■次世代くん ■プログラム ■アンテナ ■LINKS ■過去ログ倉庫---
映画:Zガンダム「恋人たち」 感想
 うーむ。「星を継ぐ者」が、非常に新しい何かを感じさせるもの(それが、画的にもキャラ的にも丸くなったカミーユだったり、Zとは思えぬ立派なシャアだったり、かっちょいいアッシーマーだったりとワリと即物的だったりもしたけど)が多かったけど、2作目という事で、そういった大きなヒキは無し。ちょっと残念。
 さらに言うなら、詰め込み過ぎで映画としての体裁をなしていない。これは避難されるべきだと思う。でもまぁガノタ的には面白かった。
 以下ネタバレバリバリで行くので、見る前の人はスルーで。
 映画の感想なんて、元々個人的なものだから断るまでも無いけど、あくまでもこれらは個人的感想。

【大雑把な印象】
 内容はベルトーチカ合流からハマーン顔見せまで。
 ちなみに私は、ファースト二作目の「哀・戦士編」は歴代ガンダム映画のなかで一番面白いと思っている。
 ランバラル、三連星、ジャブロー降下作戦、シャアズゴ、と人間ドラマ、メカ戦の見せ場連続のあと、ホワイトベースが宇宙へ昇り、それを追うシャアで物語を締めくくる。思い出してもタマランチン。(思い入れだけで語りすぎ)

 比べるのは酷だけど、Zシリーズ2作目「恋人たち」の方は、ちょっと見せ場が散漫な印象。詰め込み過ぎはキライじゃないけど、大きなヒキが無いので印象が薄い。

【キャラ、シナリオに関して】
 フォウの扱いは、綺麗な散り際でTV版より全然いいと思うのだが(TV版は蛇足が多すぎると思ってた。キリマンジャロとか全編蛇足な雰囲気)サラやベルトーチカとかは本筋には関係無いキャラなので微妙。
 映画の構成を考えるなら、フォウに絞って後はオミットすべきだったんだろうけど、サラはシロッコ、レコアのキャラを立てる為に必要、ダカールの前フリとしてベルトーチカは必要という、Zガンダムが持つ、キャラ数をで話を稼ぐ構造が足枷になってる気がする。

 Zのシナリオは、なんというか、1エピソードの為に1キャラを充ててある感じで、1キャラに多層的な事情が無いので物語がゴチャゴチャしてるワリに薄っぺらな印象があって、コレが本放送当時嫌いだったのを思い出した。
 映画版もそれを凝縮したような印象。

 と細かい事を言い出すと切りが無い。でも自分が余計に感じたカットも好きな人には重要なカットだろうし、そういう沢山の前知識のある人に見られる前提の映画としては、よくもまぁ詰め込んで纏めたなぁという印象。

【TVとの比較】
 声優問題は、あんまり声を気にしないタイプなので、特に感想無し。
 というより自分はTVシリーズのZに思い入れゼロなので。

 旧作画、新作画の混ざり方は「星を継ぐ者」で慣れていたので違和感無し。刺々しい登場人物ばかりなので、北爪風旧作画の方が似合ってるってのも確か。
 今回一番笑ったのは、Zガンダム初登場シーンは旧作画なのに、乗って来たアポリーはテカテカの新作画だったトコ。アポリーかっこいいよアポリー。
 例によって、新作画には神懸ったすげぇカットが山盛りで。人にしろメカにしろ、あんな情報量の多いデザインでよくこんな動画が描けるよなぁと感心する事しきり。

 TVシリーズを見てないと話がわかり難いとは思うけど、解らない所は不要情報と割り切って見てしまっていい映画だと思う。
 どっちにしろ、ベンウッダーは美味しい所を持ってくし。

【個人的なまとめ】
 多分「恋人たち」も「星を継ぐ者」同様に、何度も見れば面白さが滲み出るスルメ映画なんでしょう。怒涛の情報量で視聴者を未消化の地平に置き去りにするタイプ。

 実際、ファースト映画版にせよ、TVシリーズと比べて情報の欠落は相当多いので。
 でも、ファーストもZも、それでも最低限繋がるようにカットを用意している。この辺はコンテ千本切りの富野という事か。
 ロボットアニメなんざ玩具のCMであるわけで、その要求を満たした上で、まだ盛り込もうってのは、何かをやろうって人の態度なので、そこは凄く買います。
 ただ、今回の満足感じは、映画から受けるものじゃなかった感じ。
 こういう作りならば、新作画のみでZのイメージビデオを作っても同じ程度には褒めてたと思う。

 次回、新訳Zの最終章「星の鼓動は愛」は3月。「星を継ぐもの」「恋人たち」ときて「星の鼓動は愛」ときましたか。「発狂した宇宙」でなくてちと残念。
 ともあれ、映画版は、カミーユのエキセントリックな部分が薄味に、エゥーゴの体制的な問題を多めに触れつつ進めているので(というかティターンズが絶対悪じゃ無いというべきか)、どういうオチに持ってくのか今から楽しみ。


【個人的なオチ】
 仕事に行く前にモーニングで見たんですよ。人が多いのキライなんで。
 普段は、バス通勤なんですが、時間が合わないのでママチャリ漕いで駅まで行ったら、帰りには撤去されてましたよ。撤去費用2500円。おのれ川崎市め!(悪いのは俺なんですけどね)
 翌日に撤去場所まで取りに行って休日が半日潰れました。ああ2500円。

ワークエリア
スポンサーリンク
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
やはり思った。女性にはもっとこうゆう映画を観て欲しい。…難しい事なのかな?てことで劇場版「機動戦士Zガンダム」3部作の第2弾!先日チネチッタで観て参りました♪第1弾の「星を継ぐ者」もチネチッタ。やっぱネット予約が楽ちんです。よくある批評は
2005/11/10(木) 12:28:06 | アンチ・ハレルヤ♪
COPYRIGHT © 2004 POWERED BY FC2 ALL RIGHTS RESERVED.