島国大和のド畜生
■次世代くん ■プログラム ■アンテナ ■LINKS ■過去ログ倉庫---
amazon_logo.jpg スポンサーリンク
フランケンふらん 全8巻 感想
フランケン・ふらん

 ついに最終巻がでたので纏めて感想を。
 以下ネタバレバリバリで。
 天才科学者であり外科医ついでにちょっと化け物、そんな感じの斑木ふらんのもとに、今日も事件が。
 みたいな1話完結系のセンスオブワンダーとグロテイストに溢れたお話。
 作者の絵は独特であるが読みやすく、殆どが1話完結で綺麗にオチがついていて、きっちりグロいので、グロ耐性がない人以外にはとてもオススメしやすい。
 8巻で終わってしまったが、話はまだ広がりそうだったので正直ちょっと喰い足りない、斑木博士や、姉妹のことなどはもう少し話に進展があってから終わっても良かったのではないかという気はする。
 作者あとがきを読むと、描きたいものを描ききったから終わり、というわけではないような印象だが、それでも終わりかたとしては、綺麗に終わっている。

 もともと、ブラックジャックを悪趣味にした感じの立ち位置の漫画であっただけに、最終話は正に「人生という名のSL(ブラックジャック一応の最終話)」的に綺麗に幕を閉じた。

 自分は、島本和彦のワンダービットが大好きだが、あれは島本による火の鳥ではないかと勝手に思ってる。感想を書いたこともある。実験的短編の中で作者がネタを転がし、ヘタな漫画家なら実験的ということでオチを投げっぱなしてしまうところを職人芸的に綺麗に纏めてしまう、その繰り返し作業の中に作家の思想のコアが見える思いがした。(ヒーロのあり方を問う話が多い)

 フランケンふらんも同様の香りを感じる。
 実験的短編というほど実験的では無いが、センスオブ一発芸を転がし職人芸でオチをつける。そこに作家の思想のコアは見えないがなんかつねにグロい。

 この作家の次のマンガが楽しみだったりする。

ワークエリア
スポンサーリンク
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
COPYRIGHT © 2004 POWERED BY FC2 ALL RIGHTS RESERVED.