島国大和のド畜生
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ゲームがプレイヤーに与える快感とは何か。どっちへ行くのか。
ソーシャルゲームはファイナルファンタジー化していく!?

「今、日本人が夢中になって遊んでるのは、たとえばソーシャルゲームだよね。ソーシャルゲームのクエストってすげえくだらないじゃん。ボタン押すと、グラフが左から右へと進んで行くだけ。あれって面白いのかな」
 「つまんないです」

 「でもみんなやってるよね。おれあれがすごい不思議なの。昔っからね」

 「そうですね。なんででしょうね」

 「ところがさー、おれ、なんかけっこう、あれやっちゃうんだよね。グラフが左から右へ。なんとなく、”あ、今日暇だなー、よし、グラフ進めるか”みたいな。逆におれはMMOは何度も挑戦したけどぜんぜん無理だった。結局MMOも作業そのものは単調になったりするじゃん」

 「それ言ったら戦闘を繰り返してレベル上げするRPGもそうですね」

 「だったらさ、実はおれたちが面白いと思ってたものって、実は面白くなかったんじゃないかなって思うんだけど」

 「!!!!」

 全体の話は全てさて置き、ここだけに関して。まったくここだけに関してなので、元エントリの意向とはズレまくってるのでそこは容赦願いたい。


 物凄くぶっちゃけたはなし、コンシュマRPGのも、MMOのも、ソシャゲのも、「そこは昔から面白くない」と思っている。
 ゲームというのは「選択」の結果「成功であったら褒賞」というのが基本で、これは、上手く振舞ったからインベーダーゲームを継続できたり、上手く振舞ったから、竜王を低レベルで倒したり、いいユニットもってたから敵に勝ったりというものだ。
 んで、ポイントは「褒章」とその価値で。
 昔、インベーダーのころは、ゲームで遊べること自体が褒章だったのね。100円でこんなに長く遊べる。みたいな。
 これは技術が必要。
 これが、コンシュマRPGになった頃、「話が進む」が褒章に変わった。技術を問われない(レベル上げすれば誰でもクリアできる)ゲームは、上手くクリアしたことを褒美に出来ない。美麗なグラフィックだの、シナリオが進んだだのが、褒章となる。そのほかレアな装備とか。レベルアップ。
 技術が要らなくなったので、誰でも遊べるようになり、爆発的にゲーム人口を増やした。
 そのかわり技術が要らなくなったので、根源的なゲームの快感は失われている。それを埋め合わせたのは、グラフィックやシナリオだ。


 そんで。
 MMORPGになったとき、実は強烈なパラダイムシフトが起こっている。
「俺が頑張ったお陰で他の奴等が助かった」「ありがとうと感謝を得れる」「持ちつ持たれつ」
 ネットゲーとして他者が介在した時、ゲームでの「上手い」「強い」「いいユニットを持っている」は今まで以上に意味を持った。
 (ここあえて、格闘ゲームの話をすっとばしてるけど、説明長いだけで論旨は変わらないので宜しく)
 この場合、多くの人に感謝された方が当然気持ちいいので「多くの人がやるゲーム」に人が集まる。
 そのほか「多くの奴等に勝った」なども当然快感なので、これも同じ。
 他者の存在が多きくゲームを変た。
 これ自体は、例えばインベーダーゲームも元が喫茶店でブレイクしたように人と遊んだりしていたしハイスコアランクもあの頃からある、ドラクエだって「お前どこまで進んだ?」といった、コミュニケーションツールだったんだけど、それが極まってくると、ネトゲの仕組みになってくる。
 ゲームの為にゲームしてるんじゃなくて、コミュニケーションのダシとしてゲームが存在する。その形が物凄く強化された。


 そして。
 ソーシャルゲームはMMOで隆盛した「コミュニケーション」にさらに重点が置かれている。
 MMOでもぶっちゃけて言えば、経験値稼ぎやらイベント消化やらが面白かったわけでは無いんだ。(当たり前)

「何かをしたら褒賞を得られる」
 の「何か」は「難しい、面倒くさい」程、「褒章の価値」はあがる。

 イイモノだから大変なんじゃなくて、大変だからイイモノなの。

 かつてその難しさは、技術で攻略された。
 爆発的にゲーム人口が増えて以降、技術を必要とするゲームは嫌われるので、時間を使って攻略された。
 0.1%ドロップの素材アイテムは、0.1%だから価値がある。

 では携帯ソシャゲにおける「褒章の価値」はどうやってあがるか。
 皆まで書かないがまぁそういうことなわけで。
 みんな理解してる範囲では、コンプガチャは達成が難しいからこそそこに価値を持つ。

(まぁこの辺、個人的にはもっとクッションを挟んだ方がいいと思っている。考えるのはタダだから常に考えている。)


 ちなみに日本の場合、携帯ソシャゲは通勤、通学中に遊ばれるという建前があるんで(これは建前で、ぶっちゃけ24時間張り付きを必要とするようなハードなゲームが普通に稼いでいる。しかし建前上はついでに遊ぶものなので)、あんまりゲームを複雑化させてはいけない。
 実際には複雑でもいいんだけど、とにかく「簡単です」という建前は崩せない。
 それが”5”キー連打、画面タッチだけで、進行するように見えるゲームシステムであり、バー延びてるだけと揶揄されるところでもある。

 が、それはまー本当にどうでもいいんだ。

 面白いとはどういうことか、ゲームの快感はドコにあるのか。このあとどっちに進化するのか。

 進化の余地はまだまだいくらでもあるし、正直プレイヤーを信じたい気持ちも大きいので。

 こんだけ進化の途上なんだから、まだまだ夢は見たいじゃん。

2012/02/12(日) 20:33:44| 固定リンク|ゲーム| トラックバック:0 | このエントリーを含むはてなブックマーク|
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