島国大和のド畜生
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総員玉砕せよ(水木しげる)
 水木しげるの自伝的戦記漫画。淡々飄々とした語り口で、500名の日本軍支隊が南太平洋のバイエンに着き、聖ジョージ岬において全滅するまでの話を戦場の最下層の兵士の視点から描く。


 著者自身が従軍し片腕を失っているだけに、ただの漫画としてより歴史的な資料みたいな見かたになってしまう。後書きで「90%真実」と書かれているので著者の目を通した真実なのは間違い無いのでしょうな。

 比較的マッタリした戦場が敗色濃厚になり迷走していく。目的を見失った愚劣な上層部の為に犬死するしか道がなくなっていく兵隊たち。
 本来なら感情移入をして止まないキャラなのだけど水木のペンタッチはあくまでもドライに突き放した目線で戦場を描写する。

 戦争の事を描くと、どうしても思想的な話になりがちだけど、この乾いた視線のおかげで、随分と読みやすくなっている気がする。

 実はこれ水木しげる好きの癖に読んだ事がなかったので、amazonでジムナスティックボール買うついでに注文をしたものだったりする。
 ボールにのってゴロゴロしながら読むにはヘビーな漫画だった。

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