島国大和のド畜生
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グラップラー刃牙は美味しんぼの対立構造を乗り越えるか。
 刃牙が勇次郎と戦う!
 という流れから、カマキリ倒したり、原始人に倒されたり、見事なダッチロール飛行を決め、気がついたら親子で個室でディナー食ってんの。
 すげぇとしか言いようがない物語のコントロールぶりを見せつけるバキですが。

 この漫画(グラップラー刃牙、バキ、範馬刃牙)の「勇次郎vsバキ」の構図というのは、美味しんぼの「海原雄山vs山岡士郎」と類似する。
 美味しんぼの物語は、反目していた親子(父、海原雄山、その子山岡士郎)が、その互いの価値観を認めて和解する。というのが大筋である。一応料理漫画。

 実際のところ、海原も山岡も同じ価値観「心をこめた料理」「自然(科学的、養殖的でない)の料理」を信条としており、反目する理由は無い。
 何故反目していたかというと、海原の妻(士郎の母)に対するヒドイ態度が元にあり、それが愛情故のものであるとは子供の士郎には解らなかった。という事になっている。

 そして長い時間をかけて、および栗田の謀略により、和解がなったというお話になっている。

 そんなわけで、料理人に器をぶつけたり、人を猿や豚呼ばわりしたり、器以下の価値と断じたりする、海原のロクでもない人間性は不問となった。
 フランス料理を食べに行った先でその料理を罵倒し、わさび醤油で食べるような男が、人格者のはずは無いのだが。

 勇次郎は、妻(バキの母)を殺害している(決まり手:サバ折り)。しかしそれも愛情故のものだったのではないか。というところに来ている。
 愛情で殺されちゃたまらんなぁ。
 残された子供がそれで納得行くかといえば普通は行かないんじゃないか。

 そして勇次郎の気まぐれの手慰みに格闘家を破壊する様な生き様は最近不問になってきた。
 暇つぶしに人を再起不能にしたり殺害する男が立派なはずは無いのだが。

 ちなみに、母の死因が諍いの元になるあたりもちょっと類似していて面白い。
 しかし、1点、美味しんぼとバキでは、大きく異なる部分がある。
「互いの価値観」
 この部分をどう処理するかが興味深い。

 先に書いたとおり、山岡と海原の価値観は最初から同じだった。
 しかし、バキと勇次郎は違う。
 勇次郎にとって闘いとは「旨い料理を食らうが如く」であり意味を持たない。バキにとって闘いとは、「闘いを通じた信頼関係や成長」なわけで。

 ここで、和解してしまっては、勇次郎に背骨を折られたムエタイ選手も浮かばれない。

 というわけで、これからもさらに引っ張りまくりで話が進まないとは思うんだけど、どっちに転ぶかは最後まで追いかけたい。
 ほんと決着つけて欲しいけど、つける気がまったく無さそうなので参る。

 ついでだけど、バキばっかりパパとイチャイチャしてて、これじゃジャックハンマーブチギレだよなぁ。
 ここでジャックだすとまた数年話が伸びちゃうけど。


範馬刃牙 27
美味しんぼ 105

2011/03/26(土) 22:25:51| 固定リンク|日記| トラックバック:0 | このエントリーを含むはてなブックマーク|
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