島国大和のド畜生
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漫画:東京トイボックス 感想
東京トイボックスが、お年玉という事で、1月1日の間だけ無料で読めた。
 大東京と合わせて断片的にしか読んでおらず、まとめて読んだのは初なので感想をば。


 ぶっちゃけると、節々が凄くリアルで、しかし節々がファンタジーなので(漫画なのでファンタジーなのは当然だ)商売柄、リアルのこれらを経験している自分としては、細かいところが目に付いて仕方が無い。
 フランダースの犬が現地ではあんまり読まれていないような。そういう感じ?

 ゲームクリエイター烈伝はギャグとして楽しく読めるし、編集王のゲーム編はファンタジーとして読めるのだけど、どうにも、ファンタジーとして読みきれない部分があり、それゆえファンタジー部分のファンタジーさが気になるという、リアルだからこそツライというか、不気味の谷みたいな。
 こういう職業病的な読み方をするのが悪いわけで、普通に楽しく読めば、漫画力のある見事な漫画だと思う。面白い。

 しかし聞くところによると、これアクワイアに取材というお話。
 てことは、その版権もってかれました話リアル過ぎだろ!という。
 
 というわけで、空気を読まずに、現実と比べてあれこれ書いて見る。

 劇中、モーツァルトとサリエリに準えて才能の話をする箇所があるが、実際ゲーム製作において最も必要な才能はそういうところじゃなくなりつつある。
 ぱっと見10人以下で作ってるようなチーム編成なので、それがギリギリ通用するが、最近では50人編成ぐらいはザラだし、リーダーと会話したことも無い開発者が居るという環境も普通だ。

 しかし、こういうディレクター像は、TVとかに出てくる「ここんとこもっとブワーっと!」ってディレクターよりリアルだし、マスターのお皿焼いてる最中に仕様変更した人も知ってるのであながちウソではない。

 この、なにもかもが、あながちウソではないディティールの積み重ねとなっていて、しかしそのディティールは誇張された断片で、その上手いウソの中で、大嘘としてのドラマが回転している。よく出来たウソのつき方で素晴らしい。上手いなーと思う。
 見事な漫画力。

 そういうわけでオススメ。

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