前置き。
バビル2世
浩一少年は、宇宙人初代バビルから超能力と知識、バベルの塔、3つのしもべ(不定形で何にでもなれる「ロデム」、巨大な怪鳥「ロプロス」、水中の巨人「ポセイドン」)を受けつぎ、バビル2世となる。
彼は大国の軍事力に匹敵する戦闘力を持ち、超能力による世界征服の野望を持つ男、ヨミと闘った。
バビル2世には、その名は101
浩一は「コードネーム101」と呼ばれ、アメリカの施設に収容されていたが脱走。
浩一の血によってつくられたCIAの超能力工作員との死闘を繰り広げる。
そして、この「バビル2世 ザ・リターナー」は、101の流れを組んでいるようだ。
お話。
北極海にて、ポセイドンとアメリカ艦隊との戦闘が発生する所から物語は始まる。
バビル2世とロデムは、東京でアメリカの攻撃ヘリと戦闘。多数の巻き添え死傷者を出す。
モンゴル自治区ではロプロスが目覚めつつあった。
感想。
3つのしもべの顔見せをしつつ、米軍と、バビル2世の闘いを描く。それだけ。
それだけなんだけど、大変に面白い。たまらんちん。2巻以降もちゃんと面白いんだろうか。
バビル2世というのは、30代、40代の男性にはかなり心臓わしづかみのIPだと思う。
自分も若いころやたらTVで再放送が流れていた事もあってかなり惹かれる。
ある日突然、超能力に目覚め、しもべがかしづき、目的が与えられる。そりゃ憧れる。
その上で、かなりトリッキーな超能力合戦がり、勝利の快感がありなのだ。
しかも意外にハードなその内容は、現代に蘇えらせれば際立った魅力を発揮するに違いないと思っていた。
というわけで、バビル2世 ザ・リターナーは、出だしは順調&上々で、大変面白い。この後どうなるかは期待したいけど大丈夫かなぁ。面白いまま進むといいなぁ。
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