島国大和のド畜生
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夢とどこで折り合いをつけるか。
 就職相談を受けることがある。主に新卒。
(既にキャリアのある奴は俺に聞いても仕方が無いのを知っている)

 例えば、自分の身内が仕事を探してるとして。

 絵描きで食いたいと言ったら、絵を見て止める。
 文章で食いたいと言ったら、ノータイムで止める。
 ゲームを仕事にしたいと言ったらナチュラルに止める。

 簡単な事を言えば
「60歳でその仕事をしている自分を思い浮かべる事が出来るか?」
 に尽きる。


 自分がゲーム業界を就職先に選んだ時は、結婚と子供を半分諦めたよ。
 好きを仕事にするってのはそういうレベルだ。

 逆に言えば、一人暮らしだったら余裕で死ぬまで食えるとは思ってた。(食えなくなったら死ねばいい)

 当時比較的バブってたり、なんかギリギリ食えそうだったので、諦めずに済んだし、結婚も子供も結果的にはして良かった、出来て良かったと思っているけど、今後の情勢はそれなりにキビシイだろう。

 ちなみに当時の自分は絵や漫画的な部分で生計立つといいなとぼんやり思っていて、そんなもので生きていけるはずが無いから、プログラムやら3Dやらの知識を生かせる合わせ技としてゲームを仕事に選んだ。
 その前に普通の会社の仕事を1年ちょっとやっていて、このまま平穏に暮らすか、荒波に飛びこむかで、うっかり飛び込んでしまったバカなので、あまり俺の言う事はアテにならない。

 そもそも飛び込むj奴は、どんだけ「ヤバイ」「やめとけ」言った所で飛び込む。
 ならば中途半端な位置にいる人には「やめとけ」というのが優しさだと思う。いけいけドンドンで甘言ばらまいていい人ぶるのも商売としてはアリかもしれないが。


 飛び込んでしまったら仕方が無い。頑張って泳ぎきるしかない。
 自分もそうだし、自分の周りもそうだ。みんな頑張っている。
 俺に出来ることなら可能な限りサポートしたい。いい人ぶってるんじゃなくて、こういうのは本当に持ちつ持たれつだから。
 俺を見ていて、コイツはヤバイと思ってる人は、どんどんサポートしてくんろ。こういうのってほら、持ちつ持たれつだから!


 話がずれた。
 上に書いたように、基本的に「憧れ産業で働きたい」という人は、軽く止めることにしている。
 それでも行くなら本人の意思だし、それで止まるような思い入れならそこで止まるべきだ。

 究極的には人の人生なので、誰も他人は責任をもてない。
 責任をもてないけど、皆が幸せな方がいい。


 夢を追い続けるのは、難しい。
 人生の長さは中途半端で。コツコツやるには短すぎ、バクチを打つには長すぎる。

 自分の周りの話をする。
 ゲームで食ってる人がいる。
 ゲーム業界をやめた人がいる。
 海外のゲーム業界にいった人がいる。
 ゲームをやめて今ライターをやっているが、別の仕事を探している人がいる。
 退職金を利用して、株で食っている人がいる。
 ゲーム業界で、カッコたる地位を築いた人がいる。
 フリーランスで食ってる人がいる。
 気がついたら社長になってた人がいる。
 行く会社が順に潰れてる人がいる。

 食えないことは無いんだよ。
 しかし、そのまま定年迎えるだけのパワーを保てるかは誰もわからない。
 世の中が、その職業を許容し続けてくれるかもわからない。

 例えばメカデザイナーで定年まで食えた人って今、大河原邦男しか居ないじゃない。
 後から後から、新しい才能が出てくるし、そもそも、ロボットモノ自体が激減した。

 憧れ産業での就労を目指すなら、じゃあどうするよ。って話で。


 というわけで、最初に戻る。

 夢の仕事はオススメしない。オススメしなくてもやる奴はやるから。

 寄らば大樹の陰って時代ももう終わったから、手堅い会社に入ったからといって定年までキッチリ食える保障は無い。
 だったら夢に賭けるかってのはアリだ。
 かけたは良いけど、食えなくなる可能性は常に孕んでいて、どこまでがんばるか、どこで折れるかという選択が付きまとう。
 夢を持ってボクシングを始めたが10年経ち、勝ったり負けたりで、100%タイトルを取れないロートルのボクサーが居たとする。
 どこかで止めておくべきだったのではないか。そう考えるだろう。

 俺だっていつも止め時を探したり、食う道を見つけてホっとしたりしている。(ヤメ時はかなり逸したがな)

 人の人生なので、強制も強要も出来ないけど、みんな幸せな方がいいので応援するし、ヤバそうな時はビビらせる。



就職

2010/09/23(木) 23:14:03| 固定リンク|仕事| トラックバック:0 | このエントリーを含むはてなブックマーク|
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