島国大和のド畜生
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本:ゲゲゲの女房 感想
 ゲゲゲの女房を読んだ。
 ネットが無い時の時間つぶしに購入、正直情報量はたいしたことないので、単価に見合うかというと難しい。
 しかし、連続TV小説で大人気中だというし、それなりの価値はあるのだろう。
 水木しげるの奥さん(布枝さん)の書かれた自伝である。

 一章が、布枝さんの付近のであるため、水木しげる成分が低く、食い付きが悪いが、それ以外はずっと水木しげると寄り添ってきた人の為、かの漫画がどのようにして書かれたか、どういう境遇であったかがちりばめられており、面白い。

 当時の結婚観として、結婚してからお互いの事を知ればいい。体が丈夫でよく働くならそれでいい。と触れられており、当時は自由度が低かったがゆえに、ある種の幸福も近くにあったのかもしれないなと感じた。
 田舎で、お見合い即決、1週間で結婚、そのまま上京。開けてびっくり赤貧暮らし。
 東京で貸本漫画を描いて成功しており、そのうえ軍人恩給も毎月もらえると聞いていたのに、漫画は売れずカツカツで、軍人恩給は両親にまるごと渡していた。質屋になにもかも入れてしまうような暮らしぶりをしていた。

 そういった貧乏時代から、テレビくんによって、漫画賞を受賞、その後、妖怪ブームを巻き起こし時代の寵児となるところまで、順に書かれており、他の水木副読本と合わせると輪郭がクッキリとしてくる。

 今の時代からは想像が難しい、かつての夫婦像がそこにあり、その理由が当時の社会状況だったのだろう。

 時代に寄り添い、夫に寄り添って来た視点は興味深い。



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