島国大和のド畜生
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ゲーム会社死す。
「今回は僕が加害者です」サービス終了が発表された「疾走、ヤンキー魂。」プロデューサー,安藤武博氏が口を開いた
 オイラが時々原稿書かせて貰ってるから褒めるわけじゃないけど、4gamer本当に容赦ねぇ。

 ヤンキー魂というMMORPGがあった。スクウェアエニックスが公開。後にゲームポットで運営されていた。日本最初期のMMOエンジンの流れをくむが、プレイヤーは皆ヤンキーというイカれたゲームであった。自分もβの頃にちょっとだけ遊んだ。それがとうとう終了した。


 以下、恣意的な抜粋と勝手に心を読んだコメント。

4Gamer:
 まず,なぜサービスを終了することになったのかを教えてください。

安藤氏:
 直接のきっかけは,開発を担当していたエレファント・エンタテインメントが,1月中旬に倒産してしまったことなんです。
4Gamer:
 えっ。その前に開発を担当していたシンクアーツも解散してしまいましたよね?

安藤氏:
 そうなんです……。
 シンクアーツでヤン魂。を手がけていたスタッフが,エレファント・エンタテインメントでも引き続き開発をしてくれていたんですが,昨年末頃から会社の状況が思わしくない状態になってしまっていたんです。
 とはいえ,そこで「はい,そうですか」と言うわけにもいかないんで,新しい開発会社を探し始めていたんです。


 なんちゃら2、とかナニソレ3とか、そういうのにいくつか関わった事のある身として、一般論を言うと。開発会社の変更とか、開発チームの変更は大抵の場合、面倒が多い。
 一番嬉しい仕事は「好きに作っていいよ」なので、この辺は対極に位置する。

実はヤン魂。って“第一期”から数えると,開発元がなくなってしまったのは3度めなんですよ。


 これはちょっと。不運なのか。不運を振りまいたのか。

安藤氏:
 たらればの話になってしまいますが,「第一期の素材は捨てて,全部作り直そう」という提案を受けたときですね。これは食い止めるべきだったと思います。
 僕の中では,第一期をベースに,そこに喧嘩ストロングモードを載せるというイメージだったんですが,「第一期のグラフィックスは2Dだから,メモリを圧迫してしまう。キャラクターは3Dにしないとアップデートに耐えられない。3Dにすべきだ。マップの背景はレンダリングで出すから,雰囲気や見た目はヤン魂。らしさを残せるし」という提案があったんです。


 こういう事態が何故発生するか。
 人のソースなんか読みたくないし、人の企画なんか知ったこっちゃないから。
 コンシュマーのように1回プレスしちゃえばそれで終わりのゲームですら、人の企画の後を告ぐのは大変面倒くさい。どういうつもりでこういうデータなのか、何を考えてこの設定なのか。そういう資料が全部ある場合は珍しく、カンと解析で頑張るしかない。元があるからラクだろうとかいわれるが、大抵の場合オリジナルゲーム作る方がぶっちゃけラクだ。
 そこに来てネットゲーム。ネットゲームは何年と運営しなければいけない。人が立てた設計不明の家の上に2階3階と建て増しをしていくようなものだ。地雷原でドッジボールをしながら、不ぞろいのグラスでシャンペンタワーを建てる作業を年単位でするようなものと言ってもいい。報酬はシャンペンタワーの一番下のグラスのに入ったシャンペンの数%。注がれるシャンペン量は未定。基本的にまっぴらなのだ。
 だったらいっそのこと建て直してやる。技術者は目の前の謎プログラムを読むぐらいなら1から書くことを選びたがる。実際、ちゃんとした綺麗なプログラムが既にある場合を除き、作り直す事の勝率は3割ぐらいはあると思う。特にクライアントだけの作り直しならば吉と出る可能性はある。
 ソース見てみないと解らないけども。

伊勢氏:
 毎日のように言っていたんですけどね。でも,開発からは「できない」と言われて。
 ところが,新会社に体制を移行しようかとなった段階で,「やっぱ,できます」みたいな話にもなり。


 これもなんとなくわかる。大抵の場合はコストが高い。割に合わない要求が成された場合、出来ないという発言は出て来やすい。
 どういう契約かは知らないけど、月極めでコストが支払われていたのならば、開発会社としては作業が少ない方がいいだろう。レベニューシェアの場合は、コレをすればこういう利益が出る、というのに見合っていたか見合っていなかったか。
 言ったから出来るってモノじゃない。
 しかし、別の会社に仕事を持ってかれるぐらいなら、身銭切ってやるしかない。赤字でも大赤字よりはマシ。
 そういう計算が働いたのではないか。(人の心を勝手に読むものじゃありません)

伊勢氏:
 心がつながらなかったんですかね。

安藤氏:
 けっこうつないだつもりだったんですけどね。そこも甘かったんでしょう。
 僕らからも見えない部分で何かが起きていたのかもしれませんけどね。きっと彼らは彼らなりに,僕には言えない事情がたくさんあったんだと思いますし。


 心じゃないよお金だよ。(勝手に人の心を読むのはいけません。はしたない。ゲスい。)
 開発費が理想を実現するのに足りなかったんじゃないかしらん。もちろんまったく別の所に金が消えてる可能性もある。その辺は神様と経営者と税務署と銀行しか知らない。

安藤氏:
 思っていたより早く,開発会社がなくなっちゃったんですよね。
 それでも最後まで開発を続けてくれる人達はいるんです。彼らは彼らで心意気で立ち上がってくれたんですよ。もう見返りは何もない状態なのに……。彼らに対しても,申し訳ない気持ちでいっぱいです。


 これがもう最悪。ほんとうに極悪。

 こういうのが普通と思われてはシャレにならぬ。
 売れたらリターンがあるよと言って、開発会社に持ち出しで開発させる事例はある。
 会社がポコポコ潰れる理由の第一位じゃないかと思う。
 初期開発費用分の利益が出るまで、レベニューシェアは1円も出ないという事例もある。
 滅びろと思う。■■社とかさー。おっと会社名書きかけちゃった。


 色々思うことがありすぎて困る。
 このプロデューサーにも言い分が山のようにあるだろうし、開発会社にも山のようにあるだろう。

 記事を読んだだけの俺が、山のように言い訳をしたくなった。

 知り合いの会社が似たようなパターン食らってさー。会社潰れてないけどもう何年もHPが更新されてないよ。恐ろしい。
 こういう話はあちこちに転がってるし、どこにでもある。いろんなところで人が不幸になる。

 そういや今、2cのファンタジーアースゼロ板で、自称元開発関係者による、契約体制への不満暴露大会になってるんだよなー。(これもスクエニ&ゲームポット)暴露内容が本当かどうかはわかんないけども。
 不景気な世の中過ぎて涙が出てくる。

倒産するとどうなるか

2010/03/17(水) 02:51:57| 固定リンク|ゲーム| トラックバック:0 | このエントリーを含むはてなブックマーク|
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