島国大和のド畜生
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マンガは凄い。全てのメディアの中で最も物語るのに向いている。
 まぁ俺が言ってるだけですが。
 マンガというフォーマットはマジ凄いと思う。
 てな事をしょっちゅうこのサイトにも書いてたので、改めて。

 以下レジュメ

1.圧倒的な小回りの良さ。
2.圧倒的な取り回しの良さ。
3.圧倒的な表現力。

この3つのバランスが凄くいい。

1.圧倒的な小回りの良さ。
 紙とペンさえあれば描ける。その気になれば一人で描ける。短期間でも描ける。
 映像作品は、その完成までに多数の人間と時間を必要とする。大勢が関わると小回りが効かない。時間がかかる、金がかかる。結果、誰の作品だか解らなくもなる。
 実写映画や、アニメのように、多くの人が関わり、多くの資本が乗っかり、権利も権限も分散されてしまうものに比べ、マンガの圧倒的な小回りの良さは、作品を作家のものにする。
 「大量生産の大勢の聴衆が好む何か」以外のものを生み出せる可能性がある。

 この小回りの良さは、物凄い武器になる。

2.圧倒的な取り回しの良さ。
 文字が読めて、絵が見れればマンガを読む事が出来る。(本当はマンガの文法を知らないとダメだけれど、なんとなく読むだけで習熟できる)
 ここまでは、映画やアニメの方が、読むという能動でなく、見るという受動で楽しめる分、敷居が低い。が、マンガは読む場所、時間を選ばない。
 じっくり読もうが、飛ばし読もうが、飛ばし読んだ後戻って読み直そうが自由。
 小説よりも絵な分検索性が高く、読み直しも容易。
 そもそも、映画など2時間拘束するようなメディアはそろそろ時代に合わなくなりつつあるのではないか。
 いつでも何処でも何処からでも、好きに読める。飛ばし読めるしじっくり読める。

 この取り回しの良さは圧倒的だろう。

3.圧倒的な表現力。
 単純な表現力でいえば、映画やアニメ、ゲームの方が上だとは思う。
 しかし、マンガは搦め手でそれらを克服している。
 マンガで表現できないのは、動きと音。
 しかし動きは、動線(動きを表す線)や、動体をブラして描く手法、コマ割り等によって、読者が動きを想像出来るように表現されるまでに進化した。
 音は擬音によってカバーされつつある。(BGMですらゴゴゴゴゴなどの擬音でカバーされた。)

 ちなみに生物の脳は「線」によって物体を見ているという。
 猫に脳波計をつけ、スライドでさまざまな画像を見せる実験で、もっとも脳が反応したのはスライドのフチの「線」であったとか。

 ペンで書かれた線で全てを表現するマンガは、非常にダイレクトに脳に届く。(ような気がしないでもない)
 実際、ヒトの脳は全てを抽象化して捕らえるので、実写よりは似顔絵の方が理解も把握も早い。
 実際の世界より、マンガの方が脳に優しい処理形態とも言える。

 そして、表現に関して大きいのは、コマ割り。
 動きを表現する事も出来るし、なによりサイズが可変なため、何気ないカットを大ゴマにすることで重要なシーンであることを示したり、捨てゴマを小さくすることで明確にしたりと、非常に有用な用法が確立されている。

 そんなわけでとりあえず、マンガで表現できないモノは無い。(と思う。どう?)


まとめ。

 圧倒的にマンガというのは人に何かを伝えるのに向いている。
 物語るメディアとして最適だし、アジテーションにだって使える。教育用にだってかなりイケる。

 興味ないヒトに見てもらうには、映画、アニメ、ゲーム、小説、マンガとメディアがあった場合、マンガが一番有利だと考える。(ここまで述べたように、時間拘束ととっつきやすさの問題)
 そして、製作コストが桁違いに安い。

 例に挙げた3つもそれぞれ他のメディアでも優れたものがあるけど、費用対効果含め、マンガのバランスは絶妙。

 もう、本当にこんなに優れたメディアめったに無いと思うんだ。

 出版不況とか、趣味の細分化とかは、この立ち位置からみると、本当に些細な話なので。
 この「漫画力」を武器に、まだまだマンガは色々な活躍が出来ると信じている。



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2011/12/07(水) 00:13:27 | メメントモリ・カルペディエム
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