島国大和のド畜生
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日米ゲーム開発の差はスクリプトの所為なんかじゃぁないよ。
「スクリプト」で差がついた日米ゲーム開発の生産性 GDCを読む(2)

 これに関しては、人によって異なるしどうしてもポジショントークになるけれど。
 自分は日米ゲーム開発の差はスクリプトなんかじゃぁないよ。という立場。

■スクリプトなんかどこでも使ってる。
 まず、日本の開発現場でもスクリプトは使ってる。
 会社独自言語だったり、既存の言語だったりするけど、かなり良く出来たものも多い。
 というか、スクリプト使わずに作られてるゲームなんて滅多にない。

 そもそもこれは、ゲーム制作環境の話であって、ツール化さえ成されていればスクリプトでなくてもいい。スクリプトだって万能じゃない。
 なので、記事中触れられているスクリプトのメリットに日米の差はたいして無い。

 じゃあなんで、アメリカではレベルデザイナーなんて職種が成り立つかという話になるんだけど。
 それこそ人材の流動性の問題だと思う。

 スクリプトしか書けない企画屋が一生食ってくのは無理だけど、アメリカの企業は社員を一生食わせる気がないから、スクリプト専任の人を雇っても平気。(誇張表現)

 日本でも、スクリプト偏重して、スクリプトしか書けないバイトを大量投入して、プロジェクト終了後に首切りした例は結構ある。が、これが良いやり方とは思わない。
 使い捨て人材は、捨てる側も捨てられる側もいい気がしないし、顧客になるかもしれない人達なんだから、邪険に扱うのはどうかと思う。

■日本がアメリカに差をつけられてるってのは
 そして、欧米圏との最大の差は、レベルデザイナー的な役職である日本のプランナー職には、一般的にプログラムの知識がない人が多いという点だ。
 プログラム知識を要求する汎用スクリプト言語を本格導入していくうえでこれが壁になっている。この差が、特に大規模なゲームにおいて、日本が劣勢になっている要因の1つと考えざる得ない。
 自分も、スクリプトすら書けない企画は軽蔑するしファックでサックだと思うけど、そう思うのは、スクリプトぐらい誰でもすぐに覚えられるからだよ。(なのに覚えないのは怠けてるという話)

 そんな程度の事なので、日本が劣勢になっている要因の1つって事は無いと思いますわ。
 そりゃ1%でも要因の一つだというならそうかもしれないけど、1%にも満たないんではないか。というか、原因と結果でいうなら結果だろうと。

 アメリカに対し優位に立てない理由は、そもそもアメリカにどんだけ市場があると思ってんだよって話で。
 日本なんざ少子化でこれからも市場が減る一方なのにアメリカなんかまだ増え続けてる。日本はこれから海外に向けて売らなきゃってタイミングなわけでそりゃ足踏みもするでしょう。
 その上、海外重視戦略をとってりゃ、国内のファンから見れば面白くない。
 まず、良い顧客が居る所に良い生産者は生まれる。昔の日本のゲームがあれだけ成功したのは、優秀な消費者が沢山いたからで。(優秀な消費者:日本のゲーム屋の今後の世界戦略は?

■んじゃどう勝つのよ
 アメリカに勝ちたい、優位になりたいなら、まず世界市場をマーケティングして、バリバリに英語圏に向けて、がっつり予算かけて売れる物を作るしかないわけ。そもそもプレイヤー人口で差があるんだから。
 日本の市場はまだ食えるから、日本市場向けが作られてそれがアメリカほど売れないのは当たり前の話。
 売りたかったらマーケットと金ですよ。(長期的な金:日本のゲームは世界一
 そもそもそこは勝つべき目標かどうかもわからないけど。

2009/02/10(火) 00:41:21| 固定リンク|ゲーム| トラックバック:1 | このエントリーを含むはてなブックマーク|
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2009/02/11(水) 14:17:32 | blog珍品堂
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