『バクマン』に関するコメント欄の流れ(たけくまメモさん)
おそらく、そういう流れになっていくんじゃないかなと思ってます。
アメコミはプロダクション制でつくられていて、シナリオライター、下書き、ペン入れ、文字書き(ここまでは名前が出る)+アシスタントの分業で、その上で著作権は会社が持つ、というパターンが多いです。でも、それがゆえにちょっとなーと思うところもあります。
(元文は、全部がそうなるといってるわけでなく、そういう作り方もアリという話ですし、それには賛同します。)
俺は、マンガ家・編集者・原作者のコンセンサスがあらかじめ
とれるなら、原作者がネームまでやってその作品の「監督」に
なったり、編集者がネームを決めて「監督」になることがあっても
いいと思います。
おそらく、そういう流れになっていくんじゃないかなと思ってます。
アメコミはプロダクション制でつくられていて、シナリオライター、下書き、ペン入れ、文字書き(ここまでは名前が出る)+アシスタントの分業で、その上で著作権は会社が持つ、というパターンが多いです。でも、それがゆえにちょっとなーと思うところもあります。
(元文は、全部がそうなるといってるわけでなく、そういう作り方もアリという話ですし、それには賛同します。)
自分は、日本のマンガの面白さに「漫画家が唯一絶対神としての創造主足りえる」というのがあると思っています。(編集の権限が強いのでそうもいかないんでしょうけど)
この、一人の頭の中で考えられたネタが絵になり本になるという部分で、なんかワケの解らないヘンに尖がったものが出来る可能性がある。これが俺がマンガが好きな理由です。
ハリウッドのアニメとか見てると、物凄く解りやすく、守るべきお約束が守られ、バランスがとられているんですが、あれは大変面白いものもあるんだけど、自分には一定以上の刺激を感じる事が出来ないんですね。(俺が日本人だからってのはある)
そこいくと日本の漫画って、作者の頭の中がスケて見えるような、私小説的な部分を含んだりするじゃないですか。
うわー、頭悪い!とか、うわー薬キメてんじゃね!?とか、テレ臭くないのそんなネタ!?みたいなのも含め。
プロダクション制で作っちゃうと、複数人数のフィルターがかかるので、どうしてもそういうナマ物に触れる可能性が減ってしまう気がします。
(もちろん普通の漫画家的なつくりをしても何人かのフィルターは通りますが、分業制だとそれ以上のフィルターがかかると思われる)
まったくおっしゃるとおりでそうなると良いなと思うんですが、分業化が進んだ結果、責任者は編集、というか会社持ち、ってのがすごくありそうで、ヤダなーと。
漫画って、低く見られていたが故に、著作者の権利が強いんですよね。アメコミとかと比べて。
これが再編成されたとき、アメコミの一部みたいに、強者である会社側に美味しい権利をもってかれちゃうのは良くないなーと。
なので上手く、たけくま氏の言うような内容になれば良いなと思うんですが。
以下余談
アニメだと、監督、脚本、声優に権利が発生して再放送とかの毎にお金が入ると聞いた事があります。
キャラクターデザイナーには入るべきだよなと思います。
また、名のあるアニメータなどは、その演技によって商品価値を上げるわけなので、これも著作権の一部を持って良いんじゃないかと思います。
なんか、文芸と監督に権利が集中しすぎな印象。(業界外なのでまちがってるかもしれません)
さらに余談
前に小畑健が、ボーボボのネームを漫画化するというのをやっていて、美少女キャラが顔を崩して突っ込むところで、顔を崩してなかったので(このヒトはギャグ漫画むかないかも)と思った事があります。(サイボーグじぃちゃんGって、女性キャラ顔崩してたっけ?)
バクマンでは、ヒロイン意外の女性キャラは顔を崩しているので、ギャグパートが成り立っている。
これは、誰の采配なんでしょうね。
追記
べつにアメコミにはヘンで尖ったのが無いわけじゃないよ。
マクファーレンとことかは、作家の権限おっきいし。
ただ、プロダクションシステムの所は、たとえばスーパーヒーロー物は、作者、画家をとっかえひっかえして、ずっと続いていくし、物語が完結しない。やたらクロスオーバーするなど、それなりに弊害もある。
日本の漫画の良さには、関係者の少なさ(舵を取る人の少なさ)ってはは絶対あると思うんだ。
これは、集団作業で作家性の強いもの作るゲームとか、そういう仕事をやってると、物凄く感じる。
あと、作家として印税期待できないなら、もうちょっと給与upしなきゃだめだろーとも思う。
この、一人の頭の中で考えられたネタが絵になり本になるという部分で、なんかワケの解らないヘンに尖がったものが出来る可能性がある。これが俺がマンガが好きな理由です。
ハリウッドのアニメとか見てると、物凄く解りやすく、守るべきお約束が守られ、バランスがとられているんですが、あれは大変面白いものもあるんだけど、自分には一定以上の刺激を感じる事が出来ないんですね。(俺が日本人だからってのはある)
そこいくと日本の漫画って、作者の頭の中がスケて見えるような、私小説的な部分を含んだりするじゃないですか。
うわー、頭悪い!とか、うわー薬キメてんじゃね!?とか、テレ臭くないのそんなネタ!?みたいなのも含め。
プロダクション制で作っちゃうと、複数人数のフィルターがかかるので、どうしてもそういうナマ物に触れる可能性が減ってしまう気がします。
(もちろん普通の漫画家的なつくりをしても何人かのフィルターは通りますが、分業制だとそれ以上のフィルターがかかると思われる)
要は、ある作品が成立するうえで誰の意志に基づくもので、責任者は
誰かというコンセンサスを「最初に」とるべきだといいたいんです。
まったくおっしゃるとおりでそうなると良いなと思うんですが、分業化が進んだ結果、責任者は編集、というか会社持ち、ってのがすごくありそうで、ヤダなーと。
漫画って、低く見られていたが故に、著作者の権利が強いんですよね。アメコミとかと比べて。
これが再編成されたとき、アメコミの一部みたいに、強者である会社側に美味しい権利をもってかれちゃうのは良くないなーと。
なので上手く、たけくま氏の言うような内容になれば良いなと思うんですが。
以下余談
アニメだと、監督、脚本、声優に権利が発生して再放送とかの毎にお金が入ると聞いた事があります。
キャラクターデザイナーには入るべきだよなと思います。
また、名のあるアニメータなどは、その演技によって商品価値を上げるわけなので、これも著作権の一部を持って良いんじゃないかと思います。
なんか、文芸と監督に権利が集中しすぎな印象。(業界外なのでまちがってるかもしれません)
さらに余談
前に小畑健が、ボーボボのネームを漫画化するというのをやっていて、美少女キャラが顔を崩して突っ込むところで、顔を崩してなかったので(このヒトはギャグ漫画むかないかも)と思った事があります。(サイボーグじぃちゃんGって、女性キャラ顔崩してたっけ?)
バクマンでは、ヒロイン意外の女性キャラは顔を崩しているので、ギャグパートが成り立っている。
これは、誰の采配なんでしょうね。
追記
べつにアメコミにはヘンで尖ったのが無いわけじゃないよ。
マクファーレンとことかは、作家の権限おっきいし。
ただ、プロダクションシステムの所は、たとえばスーパーヒーロー物は、作者、画家をとっかえひっかえして、ずっと続いていくし、物語が完結しない。やたらクロスオーバーするなど、それなりに弊害もある。
日本の漫画の良さには、関係者の少なさ(舵を取る人の少なさ)ってはは絶対あると思うんだ。
これは、集団作業で作家性の強いもの作るゲームとか、そういう仕事をやってると、物凄く感じる。
あと、作家として印税期待できないなら、もうちょっと給与upしなきゃだめだろーとも思う。
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