島国大和のド畜生
■次世代くん ■プログラム ■アンテナ ■LINKS ■過去ログ倉庫---
amazon_logo.jpg スポンサーリンク
面白いゲームは作れる>だが何故かクソゲーに>不景気の所為です。
■言っちゃなんだけど、面白いゲームを作る事は普通に可能。

 気にするべきは以下3点だと思っている。

①新規性がある。
②工業製品として優れてる。
③ターゲットに向けて最適化されている


①新規性がある。
 そのゲームにしか無い何か。それが無ければ他のゲームでいい。
 なので、とにかく新規性があるように工夫を重ねる。
 もちろん、その新規性が面白くなければウンコ以下となるので要注意。

②工業製品として優れてる。
 落ちない。止まらない、データが消えない。
 待ち時間が短い、プレイヤーにとって操作が馴染む。
 どんなに斬新でどんなに面白い要素を含んでいても、遊びにくければそれはツマラナイ。 

③ターゲットに向けて最適化されている。
 コテコテのFPSゲーマーと、脳トレのプレイヤーは、まったく別のターゲットなので、ゲームの調整の仕方は全く違う。
 どんな人でも楽しめるゲームというのは、非常に難しいターゲット選択なので要注意。というか、普通に考えて無理じゃないかと思う。
 なので、どういう人に面白がってもらうかを考える。

 これらを注意すれば、それなりに面白いゲームを作る事は可能だと思っている。


■ならば何故、世の中にクソゲーがあふれかえるか。

面白いゲーム=儲かる商品では無いから。

①新規性がある。
 新規性が必要なのは他との差別化の為なので、圧倒的な物量やネームバリューで差別化出来るならば、新規性は不要となる。「定番」と呼ばれる商品とはそういうもの。
 そもそも、その新規性がプレイヤーに受け入れられるかどうかなんて、発売してみなけりゃわからないのだから、そんな大博打に付き合ってくれるクライアントはそうは居ない。

②工業製品として優れてる。
 工業製品としての完成度は、どこまでも上げる事が出来る。
 0点のものを50点ぐらいにするのはそんなに時間喰わないので是非やるべき。
 だけど、95点のものを100点にする過程は果てしなく遠く長い。まずスケジュールと予算が許してくれない。
 そもそも、その5点差は、売り上げに影響するかと言われれば、小首を傾げられてしまう。
 しかし、神ゲーと並ゲーの差はその5点にあったりするから困る。

③ターゲットに向けて最適化されている。
 ターゲットが「ぬるいファミリー向け」とか設定されていると、当然ゲーマーは面白くない。
 でもゲーマーなんて国内だと絶滅危惧種だから相手にされない。「最近のゲームはツマンネー」とか言い出すハメになる。
 クソゲーなんてのはゲームに飽き飽きした人のセリフで、どんなクソゲーでもそれが初めて触ったゲームならそれなりに面白かったりするもんです。
 エロビデオだって初めて見た1本はどんなに駄作でも興奮できたハズだし。
 そりゃクソゲーも増えるってもんだ。

 あと、割り切った話をすると。
 勝つか負けるかのギリギリで勝てた方がゲームとしては面白いんだけど、ゲームって勝たなきゃ面白くないから、どうしてもヌルいバランスになっていく。
 でも、それは、世の中の殆どの人がゲームがヘタなんだから仕方が無い。
 ドラクエのヒットは、ゲームがヘタクソな人でも最後まで遊べるRPGを日本のコンシュマーユーザーに紹介した事に端を発する訳で。
 誰でも勝てるけど時間がかかるってのは、それはもう作業なので。ゲーム的な面白さはどうしても目減りしちゃう。 


■面白いゲーム=儲かる商品になるといいのにね。
 要するに面白いゲームを作るのは可能。だけど、それには予算の問題がある。
(予算つったら、スケジュールから人員配置から、スキルから、全てのおおもと。)
 ちゃんと、開発者や営業、経理、総務そして株主。みんながご飯食べれるように稼げるゲームを作るのは大変だ。

 この辺はもう本当にどうしようもなくて。
 前にアーケードゲームの幸福というエントリ(アーケードゲームは、短時間でコインを入れてもらう為に、メーカーが頑張り、お客も短時間で快感を得る事が出来た)を書いたけど、お客とメーカーの思惑が合致すると本当にほっといてもガンガン名作が誕生する。(もちろんすべて一致したわけじゃないけど。凄い時代はあった。)

 そもそも。
 お客の立場では、自分が良いと思うゲームにお金を払う以外に良くする方法が無い。
 開発者の立場では、自分が良いと思うゲームになるよう、何かを削っても頑張るしか無い。

 そういうループが報われるようにならないといけない。

 レッドオーシャンとか言いたくないけど、ゲームの現場は過当競争になってる。
 ネットゲームは、初期の顧客を確保するためにタダで公開するものも多い。
 パッケージゲームも、中古やら、マジコンやらで大変だ。
 ダウンロードコンテンツですら、非難轟々だったりする。

 お金稼ぐの否定しちゃ、なにも作れないんだけど、現状はにっちもさっちもだったりする。


■ゲームが面白くなるには、愛すべきバカが2種類必要。
 愛すべきバカの一方は、ゲーム貴族
 ゲーム貴族とは、ゲームを愛するファンで、ゲームに使う金額がデカイ人の事を指す。貴族のたしなみだからハードも全種類買う。
 そんでもって、そういったユーザーが、日本のゲーム業界を支えた。
 不安定なローンチ時期のハードを購入し、面白いゲームがあれば盛り上がり、ツマらないゲームでもそれなりに楽しんだ。
 それが日本のゲーム業界を支えてここまで発展させた。

 もう一方は、愛を持ってゲームを作ってる制作者。命削ってゲーム作るようなバカ。
 実際に現場じゃなくてもいい。ゲームが面白いものになるように、駆けずり回って金策する人や広報だってそう。
 そういうノリがなきゃ、最後まで面白くするのは難しすぎる。札束でほっぺたひっぱたいてゲーム作れるぐらいの予算があれば、ゲームに愛があるのはその金を行使する一人でいいけど、そんな予算は普通は無い。
 だったら、バカでも無けりゃ、ゲームなんて面白くならない。

 そして、そんなバカが存在出来るには、景気が良くなきゃいけない。
 景気が悪いと、サイフの紐が固くなるから、ゲーム貴族は存在できないし、愛を持ってゲームを作ってる制作者だって食っていけない。

 不景気はクソゲーのモト。

 勿論好景気でもクソゲーは有ったけど、それをかすませる凄いゲームやヘンなゲームの登場余地が多かった。


■まーそんなわけで。
 景気のいい話どっかに転がってませんかね?


2008/12/16(火) 01:27:19| 固定リンク|ゲーム| トラックバック:1 | このエントリーを含むはてなブックマーク|
ワークエリア
スポンサーリンク
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
http://dochikushow.blog3.fc2.com/blog-entry-1015.html ゲーム貴族かあ。 私は全ハード制覇的なことができていたのは64、PS、SS(DC)時代くらいなので、私はゲーム貴族ではありませんけど、ゲーム騎士ぐらいではあるかな。 弱者に手を貸す騎士道的な。 メガドライブとか
2008/12/16(火) 20:50:12 | ポリバケツブルー -番外編-
COPYRIGHT © 2004 POWERED BY FC2 ALL RIGHTS RESERVED.