“絵師に対して「ちょっと絵描いてよー」って言うのは…”に対する尾野(tail_y)さんのツッコミ
特にこの発言に対してどうこでは無いです。書かれてる通り、程度問題でしか無いので。
twitterで教えてもらったのだけど遡っていくと、納品した後に依頼主が未入金で絵描きをブロックした件とかにもつながったりするらしい。
おいそれとクチ挟むと面倒な案件。
結局は「お金」なんです
特にこの発言に対してもどうこでは無いです。意見ログとして。
2方向の意見をのリンクしたので、自分の意見も書いておく。
こういうのは売り手と買い手の問題で外野からクチを挟むと面倒なだけの案件なのだけど。
(それでもクチを挟むというのは、ある方向に流れるのを自分が良しとしたくないのだ)
売る方は値段を自由につけたらいいと思う。買う方は買いたく無ければ買わなきゃいい。別の人から買えばいい。
絵描きが自分の絵に高価値があるとするのはブランディングなので、買い手が出来る事は買わないか、交渉かとなる。
ただ交渉の初手として「お前の絵にそんな価値は無い」というのは、物言いとしてはそうとうに失礼なので、売り言葉に買い言葉にはなりやすいとは思う。
普通の飲み屋で出会った落語家と一見客の話で。
「おお。落語家さんかい?ちっと一席見せておくれよ」
「あなた様、お仕事は何でございますか?」
「大工だよ」
「ちょっと一軒建てて頂けますか」
また別の飲み屋で。
「おお。落語家さんかい?ちっと一席見せておくれよ」
「あなた様、お仕事は何でございますか?」
「せんべい屋だよ」
「ちょっと一枚頂けますか」
「あいよ。ちょうど持ってたよ」
「えーでは、まいどバカバカしいお噺を一席」
たけし軍団は飲み屋でやたらこういう絡まれ方をしたという話をガダルカナルタカがTVで言ってた記憶がある。
さて話を戻す。
元文章では、絵描きにこの傾向が強い(自分の仕事を大きく例える)のではないか、という指摘もされているが。
絵描きが特にこの傾向があるか?と問われると特にそんな事は無いと自分は思う。
もしあるとしたら「2次利用」の問題ではないか。
自分の絵で金稼ごうとしてるのにオレにはタダかよ。的なもの。
2次利用を考えているなら、この時点でちょっと書いてくれと言ってる側に弁解の余地はほぼ無い。
2次利用しないから書いてくれだった場合はどうだろうか。
1枚商業用の絵を描けば多くの人に見られるが、一人に描いても見る人は限られる。
だが、誰に見られるか解ったものではないので手を抜く事は自分の価値を貶める。
こりゃワリが合わぬだろう。
その場で落語や一曲歌う、ギャグ一発とはちょっとだけ扱いが異なる。
既出の例でもビデオ回してる場で、一芸やってくれとなると困るだろう。
ちなみに。自分は絵師ではないので、ちょっと描いてくれよと言われれば、へいへいと描きますが、まぁお察しの通りヘタクソです。
丁寧で上手い絵が欲しければ、そりゃ時間がかかるから気楽には応じられなくなってしまう。
自分の周りには職業絵描きが多くいるけど、彼らはやはり1枚の絵を描くのにかなり時間がかかる。絵描きの看板を背負っている以上、一定水準以下の絵は人目に晒せないから。
絵描きなのだからサカサカ素早く描けるんじゃないの?というのは描かない人の典型的な勘違いだ。
たまに漫画家やイラストレーターがTVやustreamで描画手順を晒してくれるが、こりゃ早いって人は滅多に居ない。ボブ・ロスみたいな「ね、簡単でしょ」という速度では描いていない。
もちろんラクガキとかはサカサカ描くけどあれは2次利用されない前提だからだ。
箸袋や名刺の裏に描く方が気楽に応じやすい。
ピカソの話として良く出回る出典不明の言葉に。
「確かに私がこの絵にかけた時間はたったの5分。
でも、この線を描けるようになるまでに40年かかったのです」
みたいなのもある。
かように。
商品の値段は買い手じゃなくて売り手が決める。
買い手は、気に入らなければ買わなければいい。別を当たってもいい。
売り手は食いつめたら値下げすればいい。
商品の値段を買い手が決めたければ買わないという選択肢を用いてね。というのが個人的には正しい落としどころだと思う。
客でないならえらそーなこと言っても仕方がないし。
ごく単純に「ちょっと描いてくれよ」という間柄でもないのに頼んだ。という話になる。
絵師 「ちょっと絵描いてよーって言わないでくれる?大工にちょっと家建てろって言うのと同じ」…発言が物議(痛いニュース)
この辺みると、自分が絵を描かない人間程、悪しざまに罵っているのは解る。
外野から1円も使わず罵るのは、空気の熟成狙いでやることもあり得るんだけど。
ちょっと、持たざる者のやっかみに見えてしまうね。
そんな感じで終わる。
特にこの発言に対してどうこでは無いです。書かれてる通り、程度問題でしか無いので。
twitterで教えてもらったのだけど遡っていくと、納品した後に依頼主が未入金で絵描きをブロックした件とかにもつながったりするらしい。
おいそれとクチ挟むと面倒な案件。
結局は「お金」なんです
特にこの発言に対してもどうこでは無いです。意見ログとして。
2方向の意見をのリンクしたので、自分の意見も書いておく。
こういうのは売り手と買い手の問題で外野からクチを挟むと面倒なだけの案件なのだけど。
(それでもクチを挟むというのは、ある方向に流れるのを自分が良しとしたくないのだ)
売る方は値段を自由につけたらいいと思う。買う方は買いたく無ければ買わなきゃいい。別の人から買えばいい。
絵描きが自分の絵に高価値があるとするのはブランディングなので、買い手が出来る事は買わないか、交渉かとなる。
ただ交渉の初手として「お前の絵にそんな価値は無い」というのは、物言いとしてはそうとうに失礼なので、売り言葉に買い言葉にはなりやすいとは思う。
普通の飲み屋で出会った落語家と一見客の話で。
「おお。落語家さんかい?ちっと一席見せておくれよ」
「あなた様、お仕事は何でございますか?」
「大工だよ」
「ちょっと一軒建てて頂けますか」
また別の飲み屋で。
「おお。落語家さんかい?ちっと一席見せておくれよ」
「あなた様、お仕事は何でございますか?」
「せんべい屋だよ」
「ちょっと一枚頂けますか」
「あいよ。ちょうど持ってたよ」
「えーでは、まいどバカバカしいお噺を一席」
たけし軍団は飲み屋でやたらこういう絡まれ方をしたという話をガダルカナルタカがTVで言ってた記憶がある。
さて話を戻す。
元文章では、絵描きにこの傾向が強い(自分の仕事を大きく例える)のではないか、という指摘もされているが。
絵描きが特にこの傾向があるか?と問われると特にそんな事は無いと自分は思う。
もしあるとしたら「2次利用」の問題ではないか。
自分の絵で金稼ごうとしてるのにオレにはタダかよ。的なもの。
2次利用を考えているなら、この時点でちょっと書いてくれと言ってる側に弁解の余地はほぼ無い。
2次利用しないから書いてくれだった場合はどうだろうか。
1枚商業用の絵を描けば多くの人に見られるが、一人に描いても見る人は限られる。
だが、誰に見られるか解ったものではないので手を抜く事は自分の価値を貶める。
こりゃワリが合わぬだろう。
その場で落語や一曲歌う、ギャグ一発とはちょっとだけ扱いが異なる。
既出の例でもビデオ回してる場で、一芸やってくれとなると困るだろう。
ちなみに。自分は絵師ではないので、ちょっと描いてくれよと言われれば、へいへいと描きますが、まぁお察しの通りヘタクソです。
丁寧で上手い絵が欲しければ、そりゃ時間がかかるから気楽には応じられなくなってしまう。
自分の周りには職業絵描きが多くいるけど、彼らはやはり1枚の絵を描くのにかなり時間がかかる。絵描きの看板を背負っている以上、一定水準以下の絵は人目に晒せないから。
絵描きなのだからサカサカ素早く描けるんじゃないの?というのは描かない人の典型的な勘違いだ。
たまに漫画家やイラストレーターがTVやustreamで描画手順を晒してくれるが、こりゃ早いって人は滅多に居ない。ボブ・ロスみたいな「ね、簡単でしょ」という速度では描いていない。
もちろんラクガキとかはサカサカ描くけどあれは2次利用されない前提だからだ。
箸袋や名刺の裏に描く方が気楽に応じやすい。
ピカソの話として良く出回る出典不明の言葉に。
「確かに私がこの絵にかけた時間はたったの5分。
でも、この線を描けるようになるまでに40年かかったのです」
みたいなのもある。
かように。
商品の値段は買い手じゃなくて売り手が決める。
買い手は、気に入らなければ買わなければいい。別を当たってもいい。
売り手は食いつめたら値下げすればいい。
商品の値段を買い手が決めたければ買わないという選択肢を用いてね。というのが個人的には正しい落としどころだと思う。
客でないならえらそーなこと言っても仕方がないし。
ごく単純に「ちょっと描いてくれよ」という間柄でもないのに頼んだ。という話になる。
絵師 「ちょっと絵描いてよーって言わないでくれる?大工にちょっと家建てろって言うのと同じ」…発言が物議(痛いニュース)
この辺みると、自分が絵を描かない人間程、悪しざまに罵っているのは解る。
外野から1円も使わず罵るのは、空気の熟成狙いでやることもあり得るんだけど。
ちょっと、持たざる者のやっかみに見えてしまうね。
そんな感じで終わる。
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